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2021年2月25日3 分

賃貸で同棲開始する時、名義は男性側にしておいた方がいい理由とは?

最終更新: 2022年10月23日

賃貸物件で同棲を開始する時、名義をどちらにした方がいいか迷うこともあるはずです。

同棲を開始するということは、将来に向けてしっかり「お互いが向き合う」ことを示していることと言えますが、ただ婚約しているわけでもないので、入居審査が当るかどうか微妙な部分も正直な所あります。

では、賃貸で同棲を開始しようと思うとき、男性と女性どちらの名義にした方が審査に通りやすいのでしょうか?

名義は男性側にした方が無難

賃貸業界において、女性単独契約でファミリータイプ物件でお部屋申込をされる場合、いつも神経をとがらせて対応しています。

というのも、女性単独でファミリータイプ物件を借りるということは、明らかに誰かと一緒に住むということを示唆しています。(一部例外アリ)

管理会社からの報告によると、以前女性単独でファミリータイプ賃貸にお申込みをされた方から事情を聴いてみると、お申し込み時には女性単独のお名前しかなかったのに、その後男性と一緒に住む予定であることがわかりました。

法的に一度お部屋を契約してしまうと「居住権」が強くなってしまい、仮にお客様が賃貸借契約違反を犯してしまっても、そう簡単に契約を破棄することは非常に難しく、もし退去させる場合には、裁判で明け渡し訴訟に勝たなくてはならなくなりますので、時間とお金が非常にかかります。

(先程の女性の契約に関しては、管理会社審査で不可となり、入居はお断りしました)

ですので、もし同棲を開始しようとした場合には…

①男性名義でお部屋を借りる

②入居申込時に「女性」と一緒に住むことを仲介担当者に伝える

③将来に向けてしっかりと付きあっていくことをPRする

④家賃に関しては二人で協力しながら支払うことを約束する

このようにPRすれば「誠意がある」と担当者も理解してくれて、管理会社審査が通りやすくなります。

家賃保証会社加入は必須

近年では入居時に「家賃保証会社」に加入することを必須としている物件が多くなってきましたが、同棲を開始される方が入居する時も、家賃保証会社を使わなくてはなりません。

家賃保証会社は、お客様が保証会社を選ぶことは一切できず、仲介会社が指定する会社に書類を回して、審査に合格しなければ、仮に管理会社審査でOKを出したとしても、入居することはできません。

一般的に手取り収入が「家賃30%以下」になっていて、過去に「家賃滞納」「クレジット滞納」「強制退去処分」等の履歴がなければ、数日で審査は終了しますが、もし履歴が残っていたことが分かった場合には、一発で入居審査に落とされてしまい、入居することはできません。

ごくまれに収入的に家賃を支払えるかどうか「微妙」な方がいて、ある家賃保証会社審査では落とされてしまい、違う家賃保証会社に審査を回したら、OKを出してくれる会社もありますが、過去に滞納履歴がある方に関しては、仲介会社では他の家賃保証会社を利用することは基本ないので、残念ながら入居することはできません。

女性でも契約が取れやすい場合もある

同棲を開始する時、先程までは「男性」が契約した方がいいと話していましたが、女性契約者でも契約がスムーズにいくことがあります。

女性が契約者OKの場合は、同棲開始する前に「管理会社が管理している違う物件」に入居されていて「過去に滞納歴」がなければ、管理会社としても「入居させても安心」と判断するケースがあります。

また住替え時に「管理会社物件」に入居する事により「住み替え特典」の対象となる場合があり、当物件を管理している管理会社では、管理物件間の住み替え特典として「仲介手数料が無料」となります。

同棲を開始する前の参考になれば、幸いです。

今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。

#同棲 #入居 #入居審査

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