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2021年10月12日5 分

お洒落なリノベーション賃貸を探すコツとは?

築年数は経過しているものの、室内がおしゃれになっている「リノベーション賃貸」は、家賃が新築よりお得ということもあるので、近年ではあえてリノベーション賃貸に入居される方が多くなってきています。

そもそもリノベーションとは、古くなった室内の内装や設備を一新させるものでありますが、ただ法的な定義づけがない事から、リノベーションと一言で言っても、物件ごとによって部屋は全く異なります。

また大手賃貸サイト上に掲載されている「リノベーション物件」に関しては、賃貸サイトを運営している会社の定義にあった部屋のみが掲載されているので、リノベーション賃貸が全て掲載されているということでもありません。

リノベーション賃貸に住むならば、誰もが羨むような部屋に住みたいもの。

では、お部屋探しはどのように行えばいいのでしょうか?


目 次

1.大手賃貸サイトを検索

2.SNS検索をすると、掘り出し物件があるかも?

3.リノベーション賃貸に入居する時、注意する部分とは?

4.まとめ


1.大手賃貸サイトを検索

お部屋探しにあまり時間が取れない方にとっては、大手賃貸サイト上にある「リノベーション物件」を検索するのが、一番手っ取り早い方法です。

賃貸探しは、おおむね入居希望日から1~2か月前から始めるのがいいと言われていますが、ただ毎年1月~3月までは、就職や転勤などが重なる時期となりますので、人気エリアにある物件や、おしゃれなリノベーション部屋などは、すぐに決まってしまうので、注意が必要です。

1月~3月に入居希望されている方で、もし気に入った物件を見つけた場合は「先行申込」をされることをおススメします。

先行申込とは、内見する前に「先に入居申込」(入居審査含む)を行い、申し込み完了後に内見を行うことで、賃貸サイト上における募集を一旦停止させることが可能となるので、事実上部屋をキープすることができます。

なお、先行申込は原則として1回しか行うことができず、さらに先行契約(内見の前に契約手続きを完了させること)を他のお客様がされてしまうと、そちらが最優先となってしまうので、注意が必要です。

なお、先行申込を行ったとしても「部屋をキャンセル」することは可能です。一方先行契約は、すでに契約が成立しているので、キャンセルは不可となります。

2.SNS検索をすると、掘り出し物件があるかも?

今の時代、10~40代にかけては、日常生活上において、SNSを利用している方が多くいます。

何か調べ物をする場合、ハッシュタグ検索をして情報を確認する方が多いと思いますが、実は賃貸物件を募集している部屋(管理会社)においても、SNSを利用していることがあります。

意外とSNSに掲載されているリノベーション物件の方が、おしゃれな部屋である場合が多いので、もし時間がある方は、ハッシュタグ検索(例えば「地名 賃貸 リノベーション」)してみると、お宝物件に巡り合うかもしれません。

3.リノベーション賃貸に入居する時、注意する部分とは?

おしゃれな部屋に生まれ変わっている「リノベーション物件」に入居する際には、いくつか注意すべきポイントがあります。

①耐震性問題

耐震性の部分について、1981年を一つの境として、同年以降に建築された物件は「新耐震基準」となっています。これは「震度5強程度の中規模地震では軽微な損傷、震度6強~7に達する大規模地震があっても、倒壊は免れる」もので、1981年以前に建てられた物件に入居する場合には、耐震補強されているかどうかを、確認してから入居されることをおススメします。

また、同年以降に建てられた物件において、外壁塗装が全くされていない物件では、外壁の劣化が深刻になっていて、雨などが降った時には、外壁内部に浸透してしまい、構造躯体に影響を及ぼし、建物寿命を短くしてしまう可能性がありますので、リノベーション賃貸に入居する時には、外壁にも着目すべきです。

②管理の質

一部リノベーション物件を管理している管理会社においては、残念ではありますが、管理がずさんな所があります。所謂ハズレ物件に入居しないためには、たとえリノベーション物件であっても「家賃が安すぎる物件」に入居する場合、慎重になって決断すべきです。

業界的な話では、家賃設定が安すぎるリノベーション物件では、設備故障対応を全くしてくれない/対応が遅すぎるといった話をよく聞きます。

③どこまでリノベーションしているのか?

リノベーションに関する「法的な定義づけ」はないことから、一言でリノベーションと言っても、管理会社ごとによって「リノベーションの考え方に差異」があることから、リノベーション物件を比較すると、中には「この部屋のどの部分がリノベーションしたの?」と、思わず疑いたくなるような部屋も、正直あります。

リノベーション部屋に内見する際には、どこが変わったのかを、しっかり確認することによって、その部屋のリノベーションの本気度がわかってきます。

4.まとめ

リノベーション物件は、築年数は経過しているものの、室内空間がおしゃれな&家賃がリーズナブルになっているので、オトクな物件であることは間違いありません。

しかしその一方で、リノベーション賃貸は「築年数が経過」していることから、設備故障がもしかすると発生しやすくなりますが、その際いかに早く対応するかがポイントとなります。

一般的に多くの物件では「管理会社が管理」しているものの、管理会社によって「対応のスピード」はまちまちとなっていることから、その点も入居前にはしっかり確認の上、契約されることをおススメします。

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