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2021年10月1日3 分

賃貸で足音対策を行う場合、部屋探しが非常に重要となります。

賃貸物件におけるクレームにおいて、最も多いと言われているのが、生活音が原因と思われる「騒音」。

特に上階から階下の部屋に向かって、足音などが響いてしまうといったクレームは、非常に多いと言われています。

音に関する人の認識は異なることから、自分にとっては「気を付けているつもり」であっても、相手方は「これは完全にクロ」と言ってしまえば、どのように生活したらいいのか、わからなくなってしまいますよね?

実は、賃貸物件において足音対策を行う場合、入居先の物件がどのような対策を施しているのかが、重要となってきます。


目 次

1.生活音問題は、どの物件でも起こり得る

2.物件見学時、床材を確認する

3.お子さんがいるご家庭は、1階がおススメ

4.まとめ


1.生活音問題は、どの物件でも起こり得る

賃貸物件における生活音問題と聞くと、築年数が経過している物件に多いといったイメージが強いのですが、管理会社担当者の話によると、生活音問題は「築年数や建築構造は一切関係なく、どの物件でも起こり得る」とのこと。


遮音性が優れている「鉄筋コンクリート賃貸」で「新築物件」であっても、生活音問題は普通に発生しています。


また賃貸物件建設を行っている大手管理会社社員の話では、「昔の物件と比べると、遮音性は向上しているものの、生活音をゼロにすることはできない」とのこと。つまりに入居者様の「モラル」次第によって、どの物件でも起こり得ることが、お分かりになると思われます。

2.物件見学時、床材を確認する

賃貸物件を探される時には、ほぼ全ての方は「物件見学」をされると思われます。

実は、室内の床がどのようなものを使っているかによって、吸音性がどのくらい期待できるのか、推測することができます。

一般的に、通常のフローリングでは「吸音性が皆無」であることから、上階にお住いの場合においては、気を付けて生活しないと「音が響く」可能性が出てきますが、床材に「クッションフロア」を採用していると、吸音効果が期待できるので、スリッパなどを履く事によって、ある程度の吸音性が期待できます。

3.お子さんがいるご家庭は、1階がおススメ

現在子育てをされている/検討中の方で、賃貸物件探しをされている場合、もし1階の部屋が空いているならば、1階に入居されることをおススメします。

1階に住むメリットとしては、仮にお子さんが室内を走り回ったとしても、足音などが上階に響いてしまうといったケースは、よほどのことがない限りはあり得ません。

さらに1階のメリットといえば、階段移動がなくなるので、玄関から駐車場まで楽に移動することができ、家賃の部分においても1階の場合は、上階と比べると数千円程度安くなっているので、家計にとっても助かりますよね。

また今では数が少なくなってしまいましたが、和室部屋がある賃貸物件に住むことによって、畳そのものが吸音性が期待できることから、通常の部屋と比べるとクレームになる確率は少なくなるので、個人的にはおススメしてます。

4.まとめ

賃貸の生活音問題に関しては、生活をしている以上、どうしても発生してしまうものですが、モラルを守った生活をして頂ければ、基本的に問題になることは少ないです。

但し、家賃が安い/安すぎる物件においては、入居者の質が悪いことが予想されますので、トラブルに巻き込まれる可能性が高くなる点においては、ある意味においては覚悟が必要です。

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