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2021年12月25日2 分

賃貸の更新時期。引越or更新どちらがオトク?

居住用の賃貸物件の賃貸借契約は2年の所が圧倒的に多いです。

更新時期を迎える方にとって「このまま更新をして住み続けるか」「引越しをするか」悩みどころですよね?

一部地域を除いて、賃貸借契約書には「更新料支払い」が明記されているので、もし住み続ける場合には「更新料」を支払わないといけません(これを拒否することはできません)

こうなると引越しをした方がオトクに感じるかもしれませんが、収入が極端に減ってしまった方を除いては、そのまま住みづづけた方がオトクになります。

更新料を支払うのがイヤだから、新しい物件に住替えをすることになると、下記の費用が発生してしまいます。

【退去時】

・室内クリーニング代(入居時の場合もあります)

・修繕費用(お客様によって金額が異なります)

【入居時】

・初期費用(山梨県の賃貸業界の場合は、家賃4か月分)

・引越費用(業者委託する場合は5万~20万円ぐらいはかかります)

新居に住替えをするだけでも、家賃5~6か月分の費用がかかることになりますので、特段の理由(転勤、騒音トラブルが気になるから退去したい)がない限りは「更新」した方が絶対にオトク。

また収入が減ってしまったことにより、家賃が安い物件に住替えをされる場合、最低でも今の家賃より1万円以上安い物件に入居しなければ、住替えしないほうが得になる場合が出てきます。

ただし家賃が安い物件に入居するということは、その分リスクが発生します

家賃が安すぎる物件は、設備は古いものをそのまま使用し続けているので、ランニングコストが高くなってしまう可能性があり、また入居者の質が悪い場合もありますので、トラブルに巻き込まれる可能性が高くなります。(詳細はこちら>>記事を読む

逆に更新を続けることによって得られるメリットは、入居期間が6年を経過すると減価償却期間が終了するものがありますので、入居すればするほど退去時に発生するであろう退去費用を抑えることができます(ただし故意による破損は対象外)

更新時期を迎えると「引越し」「更新」どちらがオトクになるのか、微妙な場合が結構ありますが、少なくとも正当な理由(転勤、収入減による住み替え、騒音トラブルがイヤによる住み替え)以外の場合においては、更新をし続けた方が絶対にオトクになります。また入居期間が長くなると、家賃の一部をサービスしてくれる可能性が高くなりますので、更新のタイミングで管理会社の担当者に相談するのも手ですよ!

#更新 #引越し #住み替え #賃貸借契約 #更新料

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