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2022年1月10日3 分

賃貸内見時に確認してほしい浴室部分とは?

賃貸物件を探されている時、多くの方は「実際のお部屋を見学」されてから、最終的に一部屋を確定すると思います。お部屋探しをされる時、特に水回り部分は気になるところです。

その中でも浴室に関しては、毎日利用する部分なので、快適に使いたい所ですが、お部屋探しの際にしっかり確認しないと、入居後に後悔してしまう可能性があります。

そこで今日のブログは、お部屋見学時における「浴室確認ポイント」について、お伝えさせていただきます。


目 次

1.シャワー水栓は要確認

2.下水の匂いがする場合

3.浴室乾燥機は必要?

4.まとめ


1.シャワー水栓は要確認

お部屋見学時、浴室部分に設置されてある「シャワー水栓」が、どのような形になっているかによって、入居後における浴室の使い勝手が、180度違ってくると言っても過言ではありません。

築年数が浅い物件/リフォームされてある物件の浴室に関しては、サーモシャワー水栓が設置されてあるので、お好きな温度にすぐに調整することができるのですが、築年数が古い物件でリフォームされていない物件では、いわゆる「ひねるタイプの水栓」となってるため、温度調節をするのが少し大変だと思われます。

またこのような物件は、最近ではごく少数になっていますが、浴室内において「追い炊き機能」が設置されていない所があります。追い炊き機能がついていることによって、お風呂を自動的にためることができるのはもちろんですが、お風呂のお湯が冷めてしまった場合でも、ボタン一つで簡単に追い炊きすることができるので、今の時代では当たり前の設備となっていますが、ただ築年数が古い物件の一部では、ついていない所もありますので、その点は注意が必要です。

2.下水の匂いがする場合

お部屋見学をされた時、浴室から「下水のニオイ」がして気になった経験をされた方もいますが、大抵は「排水トラップ内にある「封水」が何かしらの原因で切れている可能性」が高いので、これに関してはトラップ内に水を入れることによって、ニオイを解消することが可能となります。

もしご入居を検討される場合においては、入居日までにニオイ対策をしっかりと行った上で、お部屋を引き渡すのが原則となりますが、万が一にも入居後に「ニオイが気になる場合」においては、無償対応が可能ですので、もし気になることがありましたら、管理会社に相談されることをおススメします。

3.浴室乾燥機は必要?

築年数が浅い物件においては、浴室乾燥機が標準装備になっている所があります。浴室乾燥機があると、浴室内において「洗濯物を干せる」ことができるため、天気の影響を受けることなく、いつでも気軽に洗濯物を干すことができます。

ただし、浴室乾燥機をいざ使うとなると、ランニングコストが結構発生してしまうばかりではなく、定期的に「フィルター掃除」をしないと、逆に電気代が高くなってしまい、もし定期清掃をしないことが原因で「設備不良」が発生してしまった場合、これに関しては「善管注意義務違反」に問われてしまい、借主負担で対応しなければなりません。

ただしお客様の生活スタイルによっては、浴室乾燥機は必要になる可能性もあります。

例えば「女性一人暮らしで、帰宅時がいつも深夜帯」「室外干しができにくいような物件」にご入居の方は、逆に浴室乾燥機が設置されている物件の方が、メリット的には大きくなると言っても、過言ではありません。

4.まとめ

お部屋探しをする際、多くの方は「2~3件」のお部屋を見学されることから、それぞれのお部屋を比較することができます。

築年数が経過してくると、どうしても設備的に古くなってしまうので、快適な環境で暮らすことが難しくなってしまいますが、しっかりとリフォームされている部屋においては、シャワー水栓や浴室内の鏡は、最新型にしてありますし、またリフォームがしっかりとされている物件は、管理の質が良い場合が殆どですので、入居後に後悔することは少ないと思われます。

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