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2019年7月16日3 分

鉄筋コンクリートは生活音が響きにくいという常識は、実は間違っています。

おはようございます。

甲府市大里町で「家族団らん型賃貸アパート」を経営しております、グレイスロイヤル・オーナーの長田 穣です。いつもブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。

賃貸住宅において最も多いクレームが「騒音」

賃貸アパートのクレームにおいて、もっとも多いのが「騒音」。

自分たちではそれほど気にしていない「生活音」(日常生活を送るうえで発生する音のこと)でも、階下の方やお隣に住んでいる方には、もしかしたら「迷惑」になっている可能性があります。

というのも、音に関しては人それぞれ認識の違いがあり、例えばAさんはこのぐらいの生活音は大丈夫と思えても、Bさんは完全にアウト!というケースも決して珍しい問題ではありません。

小さなお子様がいるご家庭の場合、お子様が室内を走り回ってしまうケースがよくありがちなので、そのようなご家族の方が良く「鉄筋コンクリート」で建てられたアパートに住んで、できるだけ迷惑をかけたくはないとお考えですが…

その常識は間違っています!

軽量鉄骨や木造で作られた賃貸アパートと比べると、確かに鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造の物件は気密性が高いため、音が響きにくいのですが、完全に音漏れがしないというわけではありませんので注意が必要です。

また、気密性が高いということは、湿気が通常のお部屋と比べてこもりやすくなるので、小さなお子様を育てる環境としては、あまりお勧めはできません。

近年施工された賃貸物件(軽量鉄骨や木造であっても)は、騒音に関しては研究を続けていて、生活音が外に漏れにくい建物にしてありますが、それでも100%ではありません。

つまり、どのようなアパートに住んだとしても…

生活音から解放されるアパートは全くあり得ません。

では、小さなお子さんがいるご家庭の場合、どのような対策をすればクレームにならないのか?

グレイスロイヤルは1993年に施工された賃貸物件ですので、ほぼすべてのお部屋に「和室部屋」が存在します。

畳には音を吸収する効果が期待ができますので、通常のフローリングと比べて、生活音が階下に響きにくくなります。例えば、和室部屋を完全にお子様の遊び場として使うというのも一つの手段になると思います。

S202号室の和室部屋(完成予定・他室転用)

また、今秋募集予定のお部屋(S202号室)の床には「フロアタイル」と呼ばれる床材を全面に施工します。もともとフローリングがあった場所にフロアタイルを施工しますので、通常のお部屋と比べて、生活音が階下に響きにくくなります。

フロアタイル施工の様子(他室)

もちろんではありますが、自分が発する生活音に関しても注意が必要です。

例えば「深夜・早朝に洗濯機を回す」「電話の声がついつい大きくなってしまう」などちょっとしたことでも、ほかの方からは迷惑行為になってしまいます。自分が行っていることは意外に自分ではわかっていないので、注意が必要ですがよね。

グレイスロイヤルは2LDKタイプのお部屋が殆どですので、子育てをされているご家庭が多くご入居していただいておりますので、生活音が出てしまうことはお互いさまと言えると思いますが、万が一「生活音」「騒音」に対してどうしても気になってしまう場合には、ご遠慮なく管理会社までご相談ください。

今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。

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