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2022年1月31日4 分
ファミリー向け賃貸物件を探す場合、1LDKより使い勝手がよい、2LDKを選択される方は多いと思いますが、お部屋探しをする際、気を付けないと「入居後に後悔」してしまう可能性が高くなってしまいます。
実はLDKの大きさ及び、キッチンがどのようなものを設置しているかによって、実際に使用できる室内空間が「全く異なってくる」ことから、見学時はそれほど気にしていなかったものが、いざ入居した後「人によっては圧迫感を感じてしまう」可能性が高くなってしまいます。
目 次
1.対面キッチン+10帖LDKは劇狭
2.劇狭LDKを有効活用するためには?
3.理想的なLDK空間とは?
4.壁付けキッチンを対面にしたい場合は?
5.まとめ
近年施工された新築賃貸物件では、対面キッチンが標準装備となっています。
対面キッチンが設置されていることによって、リビングの様子を伺いながら「料理ができる」点においては、メリットであることは間違いありません。
ただし、お部屋見学をされた部屋におけるLDKの大きさが「10帖程度」で「対面キッチンが設置」されていると、人によってではありますが、入居後「圧迫感」を感じてしまう可能性が高くなります。
どうして圧迫感を感じてしまうのか?
対面キッチンを設置する場合においては、キッチンスペースだけで「4帖」ぐらいは確保しなければなりません。これは対面キッチンを設置している賃貸物件ならば、どこも同じですが、問題なのはキッチンだけで4帖使っているということは、ダイニング&リビング空間が必然的に狭くなってしまいます。
間取り図にLDKと表記されている物件では、原則としてL=リビング/D=ダイニングとしての使い方ができることを意味しています。ただし10帖LDKとなっている場合、キッチンだけで約4帖使用していることから、ダイニング&リビングとして使用できる広さは、約6帖程度となってしまいます。
6帖しか使えない空間に「ダイニングテーブル」「ソファー」「テレビ」を全ておく事に慣れば、どうなるのかというと、誰もが想像できるような劇狭空間となってしまい、ストレスになるかもしれません。
LDKが狭いと感じた場合、広さは当然ながら変えることができません。
そこでおススメなのが、ダイニングとリビング空間を「一体」にすること!
ネット検索をすると、リビングとダイニングを一つにまとめた家具などが販売されているので、それらを購入することで、圧迫感を感じにくくなるのはもちろんですが、LDKに家具などを置いたとしても、リビングとダイニングを一体にすることで、室内空間に「余裕」が生まれることから、広々と使うことが可能となってきます。
賃貸において、理想的なLDKの大きさとは、やはり12~13帖は欲しいところ。
対面キッチンがあると仮定した場合でも、12~13帖のLDKがあることによって、約8~9帖のダイニング・リビング空間が確保されるので、このぐらいの広さがあれば、ダイニングテーブルなどを設置したとしても、室内が窮屈に感じることは少ないはずです。
築年数が経過している物件では、壁付けキッチンが採用されているケースが多いため、仮に10帖LDKであったとしても、キッチンが占める割合は、1帖程度しかないため、LDKを有効活用することができます。
ただし、壁付けキッチンは「リビングとは対面した形」となっているため、リビングの様子を伺いながら料理をすることは、不可能となってしまいます。
そこでおススメなのが、キッチンカウンターを後付けで導入する方法です。
当物件においては、築年数が経過していることもあるので、2018年以降空き部屋を順次リノベーションを行っています。キッチンに関しては「既存のものを生かしたナチュラルキッチン」にリメイクしていますが、リノベーションを機に「物件独自のキッチンカウンター」を導入しています。
キッチンカウンターを導入することによって、食材の下ごしらえのみとはなってしまいますが、対面で料理をすることができますので、ご入居者様からは高い評価を頂いております。
もし現在お部屋探しをされている方で、壁付けキッチンが設置されている物件に入居希望される方は、IKEA製のキッチンカウンターがおススメです。
調理スペースがとても広くなっているのはもちろんですが、カウンターとしての使い方ができ、さらには「二人暮らしをされる」のであれば、椅子を別途購入することによって、ダイニングテーブルとしての使い方ができることから、オトクです。