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リフォーム済み賃貸を探す時、注意すべきこととは?


賃貸物件を募集する時、管理会社またはオーナーさんが「必要」と感じた時には、退去後にリフォームをした上で「再募集」を行うのが一般的です。


ただ、リフォームについては「定義づけ」がされていないことから、管理会社やオーナーさんの独自基準で「リフォーム済み」や「リノベーション済み」といったような表記をしているのが現状です。


リフォーム済み物件の場合、家賃帯に関してはおおよそ相場通りとなっているケースが多いので、比較的借りやすい点はあるものの、お部屋探しの段階で注意しないと、入居後後悔してしまう可能性があります。


 

目 次

 


1.どこをリフォームしたのかを確認する

どこをリフォームしたのかを確認する

賃貸サイト上において「リフォーム済み物件」があったとしても、ごく稀ではありますが「この部屋のどこをリフォームしたのか?」と、思わず疑いたくなるような物件が、実は紛れ込んでいる可能性があります。


特に築年数が20年を超えてくると、リフォームをしてくる物件は増えてきます。

リフォーム済み物件の特徴としては「まだ使用できる壁紙は生かしつつも、基本的には壁紙交換をしている」場合が多いものの、ごくまれに「ちょっと壁紙交換しただけ」のような部屋でさえも、リフォーム済み物件と謳っていることもあるので、もし気になる方は「仲介担当者にどの部分をリフォームしたのか」を確認されることをおススメします。


2.収納スペースは要確認



リフォーム済み物件において、その物件が本気でリフォームしているかどうかを「瞬時」に確認する方法があります。それは収納スペースがどうなっているかです。


築年数が経過している物件の収納は、向かって左側の写真にあるように、中央部分に「棚」が設けられています。ただ今の時代は、賃貸=洋室化が進んでいることから、収納部分もクローゼットが当たり前となっています。


当物件は1993年築ということもあるので、空き室が発生すると「随時リフォームやリノベーション」を行いますが、収納スペースはお部屋によって大きさは異なるものの、全て中央部分に棚が設けられているので、リフォームやリノベーションをする時には、必ずどこか1つの収納スペースは、写真右側にあるような「クローゼット」に変更しています。


お客様の立場を考えたリフォームをしている場合で、収納スペースに棚がある場合には、最低でも1つは「クローゼット化」に変更しているはずですが、リフォーム工事に消極的な物件では、リフォーム費用を抑えるために「そのままの状態」で貸し出している可能性が高くなるので、もしこのような物件を見かけた場合には「レベルが低いリフォーム物件」と言わざるを得ません。



3.ホームステージング物件は要注意

ホームステージング物件は要注意

最近の募集中の賃貸物件の内、一部ではホームステージングを行っている所があります。


これは、募集中の部屋に「おしゃれな家具や雑貨」を置く事によって、室内印象を少しでもよくし、さらに入居後のイメージを持ちやすくするために行われています。


ホームステージングが行われていると、室内がおしゃれに見えてくるので「入居したいな」といった気持になりますが、ただ築年数が経過している物件において、ホームステージングが行われている物件は、要注意。


それは、一部の物件のみではありますが、室内リフォーム費用を圧縮させるため、ホームステージングを行っている所があります。設備類は昔から使用されているものを利用しているため、正直な所「機能性」は期待できません。


ホームステージングがされていないと「古臭い」印象が強くなってしまうものの、ステージングを行うことで、それを打ち消しているかの印象を与えていることから、ステージングをうのみにして部屋を決めてしまうと、入居後に後悔してしまう可能性が高くなります。



4.まとめ

甲府市大里町にあるグレイスロイヤルは、築年数が経過していることもあるので、2018年以降は、空き部屋が発生すると「リノベーション」を随時行っています。


原則としては、グレイスロイヤルM棟は「一部設備のみリノベーション」、K棟及びS棟に関しては「フルリノベーション」を行っていて、またリノベーションの企画は全てオーナーである自分が行っていることから、どこを変えたのかについてしっかりと説明することができます。


リフォーム済み物件といっても、物件ごとでリフォームを行う個所はまちまちであることから、クオリティーに大きな差が生じてしまう可能性が出てきますので、もし気になる部分があれば、担当者に確認したほうがいいのかもしれませんね。

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