コロナ禍の状況が現在でも続いている中、お部屋探しをしなければならない方にとって、お部屋見学をされることは、ある意味においてはリスクを伴います。
そこで最近では、オンライン上においてお部屋見学ができるように、仲介会社でも創意工夫をして募集活動を行っています。
オンライン内見の魅力といえば、やはり現地に行かなくてもお部屋の様子がわかるので、時間と手間(交通費)が掛からない点。ただオンライン上においてお部屋を決めてしまうと、いざ入居した時に、様々なデメリットが発生する恐れがあります。
室内の奥行まではわからない
オンライン内見は、お部屋の雰囲気を確認する分なら、十分に活用できるアイテムだと思います。ただ、室内空間…とりわけ奥行きに関しては「どのくらい広いのか」については、やはり肉眼で確認しなければ把握することができません。
また2階以上のお部屋の場合には、外階段を利用するケースがありますが、階段の幅をある程度把握しておかないと、荷物の搬入をする時、階段からの搬入ができないことも予想され、追加料金が発生してしまう恐れが出てきます。
豆知識
引っ越し業者に引越しを依頼する場合、基本的に追加料金などは発生しませんが、ただ大型の家具や家電をお持ちの方で、階段や玄関が「狭すぎ」て搬入することができない場合には、ベランダから搬入するケースがあり、この場合追加料金を支払わなくてはなりません
アパートの雰囲気がわかりにくい
通常のお部屋見学の場合、アパート駐車場からお部屋まで「歩いて」移動されますが、移動中アパートの外観や内観などを確認することができるので、お部屋を決めるひとつの判断材料になりますが、オンライン内見の場合、お部屋のみの内見で終わってしまうと、アパートの周りがどのような雰囲気なのか、把握することができないので、心配な部分があります。
コロナ禍の状態ではありますが、物件見学を行かないままの状態で「契約」をしてしまうと、映像ではわかりにくい部分がわかってしまうので、場合によっては後悔してしまう恐れもあります。
ですので、可能な範囲内で「お部屋見学」はするべきですし、もし見学を行って「自分が思っていた部屋とは違う」と感じた場合には、賃貸借契約書にサインをする前なら「キャンセル」はできますので、最低でも契約をする前にお部屋確認はするべきです。
今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。
#コロナ禍 #オンライン内見
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