新型コロナウイルスの影響により「テレワーク」が推奨されていることから、平日の時間帯ご自宅で仕事をされている方は多いのではないでしょうか?
テレワークのメリットは、やはり会社に毎日行かなくても済むこと。
通勤時間が無くなったことは、その分その時間を有効活用できるので、室内の掃除をしたり、ゆっくり朝食を食べたりすることができたりするので、気持ちの良い朝が迎えられます。
一方でデメリットというと…
テレワークをする人が多くなってきたことから、日中の時間帯にお部屋にいる人の数が今まで以上に増えてきたので、騒音トラブルが多くなったことです。
賃貸アパートにおける騒音トラブルは、管理会社に寄せられるクレームの中で最も多いもの。巷では「鉄筋コンクリート」賃貸は遮音性に優れていると言われていますが、ただ鉄筋コンクリート賃貸であっても、モラルを守らなければ、他の構造賃貸(木造・軽量鉄骨)と同じで普通に管理会社に「クレーム報告」が行ってしまいます。
では、テレワークが現実的なっている方でこれから賃貸探しをする場合、どのような物件に入居すればいいのでしょうか?
①家賃が安い物件は絶対NG
『家賃が安い物件ほど「入居者トラブル」発生確率は高くなる』
大きな声では絶対言えませんが、これは賃貸業界における「暗黙の了解」です。
賃貸物件の家賃は、月の支出の約3割ぐらいを占めているので、生活費を節約させたい方にとって、家賃が安い物件はとても魅力的に映るかもしれません。ただ家賃が安い物件は、それ相応の方が入居してくるので、場合によってはトラブルを引き起こす可能性が高い方も入居(もしくは入居中)してきやすくなります。
②共用廊下やごみ置き場が汚いところは✖
これは築年数一切関係ないことですが、共用廊下やごみ置き場が「明らかに汚い」ような物件は、おそらく入居者のモラルが低下している物件である場合が多く「モンスタークレーマー」がいる可能性が高いので、もしこのような物件に入居しようと思った時は「入居者トラブルが多い物件」かどうか確認したほうがいいです。
仲介会社の自社物件ならすぐわかりますが、自社管理物件ではない場合、仲介担当者は「曖昧な対応」をとることも予想(=早く成約させたい)されます。もし曖昧な対応(多分大丈夫)をとっていた場合、何か裏がある可能性が高くなりますので、違う物件を探されたほうがベストかもしれません。
③インターネット無料物件の意外な落とし穴
自宅でテレワークをする時、インターネットが無料で使える物件ならば、毎月のインターネット使用料が無料になるので、家計的には助かりますが、ただその一方でインターネット無料物件では、ひとつの回線をお部屋で共有していることがあるので、場合によっては回線が重くなることも予想されます。
インターネット無料物件のデメリットとして、お客様が好きなプロバイダを選ぶことが原則できないので、物件によっては無料であってもインターネット環境が快適とは言えない場合があります。
管理会社からの話によると、賃貸騒音トラブルは意外にも築年数が浅めの物件でも起こりやすいとの事ですが、ただ管理が徹底がされている物件は、騒音トラブルは殆どと言ってもいいほど報告されないとのことです。
近年では賃貸系ポータルサイトを活用してお部屋探しをしていますが、騒音に関する情報はやはり直接仲介会社の担当者に聞かなければわからないので、もしこれから賃貸探しをされる方は、仲介会社の担当者に相談すると、お客様に合ったお部屋をご紹介してもらえる可能性が高くなります。
今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。
#コロナ禍 #騒音トラブル
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