勤務先の都合によって、昼夜が逆転されている方や、夜勤勤務の方も多いと思いますが、夜勤勤務になる場合、帰宅時間帯がどうしても深夜帯になってしまうことから、ここから夕食やお風呂をとってしまうと、周りの部屋ではすでにお休みになられている場合が多いので、皆様が思っている以上に、生活音は発生しやすくなります。
では、もし夜勤勤務がある方が賃貸探しをする場合、どのような部屋がベストなのかについて、お話して生きたと思います
目 次
1.生活音を最小限にするためには1階がベスト
2.鉄筋コンクリート賃貸に入居しなければならないの?
3.管理会社や隣接している方に挨拶すると、効果的
4.深夜帯に友達を招くことは、避けて!
5.まとめ
1.生活音を最小限にするためには1階がベスト
エレベーターが設置されていない物件において、上階に入居される場合、必ず階段を使用しなければならなくなりますが、歩き方によって「振動」は大きく異なってきます。
日中の時間帯の場合、普通の歩き方をしていても、特段うるさいなといった感じにはなりにくいのですが、深夜帯は多くの方がお休みになられているので、日中の時価帯の時の歩き方をしていると、意外なほど響いてしまう可能性が高くなります。
これは、お部屋の中でも同じで、特に注意をしなければならないのは、入浴。
入浴時は、大量のお湯が排水管を伝って排水されますが、排水管はどの部屋も室内の壁の中に設置されているので、こちらも意外に響いてしまいます。
(築年数が浅い物件では、音が出にくい配管を設置していますが、それでも排水音はどうしても出てしまいますので、この問題は築年数は特に関係ありません)
こんなことを言ってしまえば、どの部屋であっても住めないのでは?と思う方もいると思いますが、ご安心ください。実は生活音をできる限り抑える部屋はあります。
それは1階に入居する事です。
1階に入居する事によって、生活音(足音、入浴時の排水)は上階には響きにくくなることから、上階の部屋と比べて生活音を抑える効果が期待できますが、ただし可能な限り生活音を出さないように配慮して頂けると助かります。
2.鉄筋コンクリート賃貸に入居しなければならないの?
一般的に、室内の防音性に期待するならば「鉄筋コンクリート賃貸」を勧める方が多いのですが…
ただ当物件を管理している管理会社の話によると…
新築鉄筋コンクリート賃貸において、上階にお住まいの方の生活音(足音)が、階下に響いてしまい、クレームが発生するケースは普通にあり得る。
とのことです。つまり、鉄筋コンクリート賃貸に入居したとしても、モラルを守っていただけなければ、生活音問題は普通に発生することを意味していますので、必ずしも鉄筋コンクリート賃貸でなかればダメということではありません。
3.管理会社や隣接している方に挨拶すると、効果的
入居申込の段階で、ご入居者様が「夜勤勤務」「帰宅時が深夜帯になる可能性が高い」ということを一言仲介担当者に伝えていただくと、万が一クレームが発生した場合、お客様対応がしやすくなります。
また上階に入居される場合には、隣接している階下のお部屋には、一言話をして頂けると、ある程度の生活音は許容範囲として許してくれる可能性がありますので、引越し時に挨拶がてらお伝えして頂けると、効果的になる可能性が高くなります。
4.深夜帯に友達を招くことは、避けて!
日中の時間帯にお友達を部屋に招いて、お酒などを飲むことに対しては、生活音に配慮して頂ければ、何ら問題はありませんが、これが深夜帯となってくると「多少の生活音」であっても、お隣や階下の部屋に響いてしまうので、絶対に避けてください。
(万が一、クレームが入った場合には、最悪注意させてもらうことになります)
5.まとめ
いかがだったでしょうか?
夜勤勤務の方は、昼夜が逆転していることもあるので、賃貸で生活する場合「制約」がどうしても発生しやすくなるのですが、ただモラルさえ守っていただければ、クレームに発展することも、正直少ないと思われます。
またこれはどの物件にも言えることですが、家賃が安い物件は「それ相応」の方が入居している可能性が高いので、ちょっとしたことがトラブルになってしまいがちになることから、相場並み~相場以下の物件には、入居されないほうがベストかもしれませんね。
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