こんにちは。
最近賃貸物件を借りられた方の中には、契約時に「家賃保証会社」に保証料を支払った方が多いのではないでしょうか?
今までは自分の親などに「連帯保証人」になってもらい、万が一家賃の支払いができなくなった場合には、連帯保証人に家賃の支払いを求めることができましたが、時代の流れで連帯保証人をつけることが難しくなったり、親が年金暮らしをしている影響で、連帯保証人になることが難しいケースが増え始めました。
そこで、近年では「連帯保証人」にかわるものとして、契約時に「家賃保証会社」に加入することを必須としている管理会社が増えてきました。
家賃保証会社に加入するには、契約時に保証料(保証会社/物件ごとでまちまちですが、おおよそ家賃50~100%)を支払い、また更新料として毎年1~2万円程度保証会社に支払うことで、ご入居者様の連帯保証人の役割を担ってくれます。
家賃保証会社に加入することのメリット
●保証料を支払うことで、連帯保証人の役割を担ってくれて、またお部屋も借りやすくなります。
●万が一家賃の支払いが難しくなった場合(例えば病気や失業など)一時的に家賃保証会社が家賃を立て替えてくれます。
●保証会社に加入していない状態で、家賃未納をしてしまうと、連日管理会社から家賃支払いの督促電話・訪問を受けることになりますが、保証会社が家賃立て替えをしてくれることで、管理会社の担当者が督促に来るようなことはありません。
家賃保証会社に加入することのデメリット
●契約時に「初回保証料」として家賃50~100%、毎年1~2万円の更新料がかかる点
●家賃の支払いが難しくなった場合、一時的に保証会社が家賃を支払ってくれますが、ただこれはあくまでも「立替」なので、必ず支払わないといけません。
●保証会社にもよりますが、立替期間が3か月以上経過してしまうと、法的手段を取ります。(内容証明郵便がお部屋に届きます)
最近では、家賃保証会社に加入することを必須としている物件が多くなってきたことから、保証会社加入不要物件は、少なくなってきました。
特に気を付けないといけないのが(事情もあるとは思いますが…)家賃の立替を何度も行っていると、お客様情報が各保証会社に全て伝わってしまう恐れがあるので、別のお部屋を借りようと思っても、保証会社の審査に通らない=部屋が借りれないといった恐れが出てきます。
万が一、家賃の支払いが難しくなった場合には、早急に管理会社に相談をして下さい。
最近ではコロナウイルスの影響で収入減になり、本当に家賃の支払いが難しくなっている方もいますので、管理会社/オーナーによっては救済措置をとる場合もあります。
今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。
#家賃保証会社 #保証料 #家賃
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