top of page

急に転勤が決まった場合、違約金は発生するの?


転勤がある会社にお勤めの場合、転勤するのはある意味において覚悟はしているものの、会社から突然転勤の内示をもらった時、すぐに次の勤務先周辺の賃貸物件を探さなければなりませんが…

急に退去連絡を管理会社にした時、自分が希望する退去日に退去することはできるのでしょうか?


残念ながら、急に転勤が決まって「退去」しなければならないとしたとしても、退去日は退去する日から1か月前までにすることになっているので、退去される日までは家賃は発生してしまいます。(退去申し入れ日から1か月間は「日割り家賃」となります)


また契約上違約金が発生する場合がありますが、これは入居時にフリーレント(家賃が一定期間無料になる)設定している物件においては、管理会社が指定する期日(一般的には契約日から1年未満)未満で退去する場合には、違約金を支払う「特約」が設定されています。


もしこの設定があった場合、管理会社が定めた入居期間未満で退去してしまうと、必然的に違約金を支払わなければならなくなります。

(フリーレントがついていない物件は、中途解約はいつでもできます)


なお、特約が付いている場合には、賃貸借契約書作成時に「宅地建物取引士」の資格を持つ仲介担当者から説明が必ずあり、特約に違反した場合には「違約金を支払う」ことに署名において同意をしている以上、退去する際には違約金を支払わなくてはなりません。


比較的短期間で転勤がある会社にお勤めされている方は、フリーレント付き物件は入居されないほうがいいのかもしれません。


 

今日のポイント

・急に退去しなければならないとしても、退去する日は選ぶことはできない。

・退去をする日から1か月前までに連絡するのがルール

・賃貸借契約で特約が付いている場合には、違約金支払いがある場合が出てくる。

 


今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。



#転勤 #退去 #違約金 #賃貸借契約

閲覧数:191回0件のコメント

Comments


bottom of page