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戸建て住宅は全て自己責任で対応しないといけません。


こんにちは。


近年、住宅ローン減税や住宅ローンが低金利ということもあり、賃貸から戸建てへ住み替えをされる方が、非常に多くなっています。


住宅ローン減税・低金利が、戸建て住替えに拍車をかけています

月々の家賃と住宅ローンが同程度ならば

ローン返済終了後は、完全に自分のものになる

戸建てに住替えた方が、トクになるという考えは、決して間違いではありません。



ただ、その一方で自宅にかかる「固定資産税」「火災(地震)保険」をはじめとする諸経費、また外壁塗装(パネル工法のご自宅は、コーキングも)は基本的に10年を超えてしまうと、紫外線などの影響で劣化が始まってしまい、外壁の色もだんだん薄れてきて、コーキングにもひびが入ってしまいます。



これからの費用に関して、毎月「修繕積立費」として積み立てているご家庭や、住宅販売会社の中には、戸建て引き渡しから30年間の修繕費が原則無料(住宅購入費の中に含まれています)のところはいいのですが、修繕積立をしていないと、10年に1度のペースで行う外壁修繕費用は、金融機関などから借り入れを起こさなければならなくなりますので、結果的には債務が膨れ上がります。




戸建てではご近所付き合いも大切になります

また戸建て購入されると、地域にもよりますが「町内会」に入会を強制させられることや(もちろん町内会は任意です)ご近所との人間関係が悪化した場合、賃貸なら簡単に他の物件に引っ越すことができますが、戸建ての場合は簡単に引っ越すこともできません。また戸建てであっても、お隣が近ければ生活音を含む騒音は、全て聞こえてきますので、生活音が気になる方は、防音設備を充実させるか、郊外に建てた方がベストかもしれません。





2020年は新型コロナウイルスの影響で、住宅ローン支払い相談が急激に増えました。

今年は新型コロナウイルスが世界的に蔓延してしまった影響で、多くの企業では在宅ワーク・休業要請などを強いられ、日本経済に深刻なダメージを与えてしまいました。


緊急事態宣言が発令されていた時期には、収入激減の理由により、住宅ローンの支払いが厳しくなった方が多くなり、金融機関などに相談をされる方が非常に多くいました。


賃貸なら、家賃の多少の遅れ(せいぜい1か月ぐらいが限度)は許容範囲としてみなされますが、住宅ローンの場合は、1か月遅れると「催促」され、3か月を過ぎてしまうと、支払い能力がないと判断され「一括返済」「売却」のどちらかを決断しなくてはならなくなります。またこの時点で「個人信用情報機関」に金融事故情報が記載され、所謂ブラックリストに掲載されてしまいます。


仮に売却ができたとしても、購入時の家と現時点での家の資産価値には、差異が生じることから、仮に売却ができて住宅ローン返済に充てたとしても、債務が残ってしまう可能性が高くなります。


またブラックリストに掲載されてしまうと、賃貸を借りる際、入居審査が通らないこともあり得ます。(ただし中にはブラックリストがあっても入居審査を通す保証会社もあります)




戸建て購入後は、全て自己責任。
戸建て購入後は、全て自己責任。

賃貸に入居していたころには、ご近所付き合いや税金などは特に気にすることもなかったものが、戸建てに住替えることで、様々な支払いやお付き合いが発生します。


また万が一にも支払いが長期間滞ってしまうと、夢のマイホームを手放すだけではなく、多額の負債を追わなければなりません。



戸建て購入にはメリット・デメリットがあることを十分承知の上で、決断しないと将来後悔してしまう恐れがありますので、住宅購入の際には慎重に考えるべきです。




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