こんにちは!
甲府市大里町で「家族団らん型賃貸アパート」を経営しております、グレイスロイヤル・オーナーの長田 穣です。いつもブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。
近年、住宅ローンが低金利・住宅ローン減税という「恩恵」があることから、賃貸から戸建て住宅に住み替えをする方の割合が多くなりつつあります。
確かに、賃貸物件は仮に何十年も住み続けていたとしても「自分のもの」にはなりませんが、戸建て住宅の場合なら、ローンが払い終えた後は「自分のもの」になりますので、低金利政策が続いている「今」は、まさに戸建て住宅の住み替えをするには、絶好のチャンスと言えそうですが…
住宅販売会社のお決まりのセリフ、何かご存知でしょうか?
「月々の家賃並みで、戸建て住宅が買えます」
エリアや建物にかける金額にもよりますが、確かに安いところだと土地と建物の金額で2000万円を切るところも実際にはあり、そうなると確かに月々の家賃並みで、戸建て住宅に住むことは決して難しくはありません。
しかし、それはあくまでも土地と建物の返済分のみであって、戸建て住宅に住むことにより「固定資産税」「火災(地震)保険」を支払うことになるので、住宅にかかる支払いに関しては、実は賃貸に住んでいたころより、持ち出しは絶対に多くなります。
なぜこんなことが言えるのか・・・。
それは火災保険料が年々値上がり傾向が続くからです。
近年、日本も含む世界各地では「自然災害」が多発しています。
自然災害が多く発生をすれば、当然保険料を使って自宅などを回収をしますが、この状態が続いたら、保険会社的にはマイナスでしかありませんので、保険会社は軒並み保険料を値上げ(今の補償内容を維持したいと考えているならば)しています。
そうなると、今までは家賃並みの返済で何とか家計が回っていたのが、持ち出し金額が多くなれば、当然家計的にはマイナスになってしまいます。
こういうリスクがあったうえで、戸建てを購入されるのであればいいのですが、ただ最近の住宅販売会社のチラシなどを見ると、安易に「家賃並みに住める」というワードを多く使っているので、本当にお客様のことを考えて営業してるのか、疑問に思うことがあります。
住宅は一番大きい買い物になりますので、ぜひ慎重に検討してくださいね!
今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。
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