梅雨明け前、または10月中は、比較的過ごしやすくなっていることから、夜寝る時にクーラーをかけないで、窓を開けた状態でお休みになられる方も多いのではないでしょうか?
梅雨明け後~9月末ごろまでは、最低気温が25℃を下回らない「熱帯夜」になってしまうエリアが多いので、さすがにエアコンをつけなければ寝ることは難しくなってしまうので、窓を開けっ放しでの就寝は難しくなりますが、ただ窓を開けっ放しでの就寝は、実は防犯上大変よろしくはありません。
空き巣犯などは、事前に侵入する部屋を「下見」してから犯行に及んでいると言われています。
夜の時間帯で「窓を開けっ放し」にして就寝されていた場合、空き巣犯にとっては、簡単に室内に侵入することができるので、格好のターゲットとされてしまいます。
またよくある考え方として、2階以上の上階に住んでいれば「侵入すること」は少なくなると言われていますが、これは100%間違い。
空き巣犯達は、あらゆる方法で室内に侵入してくるので、逆に「上階の部屋までは来ないだろう」という油断が、逆にマイナスになってしまうので、上階であったとしても油断は禁物です。
では、空き巣犯達に狙われないようにするためには、どのような対策を講じればいいのでしょうか?
先程もお伝えした通り、空き巣犯達は「事前に下見」をした上で犯行に及んでいるので、ターゲットとされないためには、就寝時は「窓の鍵は閉める」しか方法はありません。
窓を閉めて寝ることになると、換気ができない状態になってしまうので、当然扇風機やエアコンをうまく使用しなければ、室内の気温が上昇してしまい、寝ること自体ができません。
一般的な賃貸物件の場合、洋室はおおむね6帖ぐらいになっているので、エアコンも6畳タイプのものが設置されています。(物件によっては設置されていない所もあります)
もし、エアコンを夜間~明け方まで使用するとなると、電気料金がとても気になってしまいますが、ただ皆さんが思っている以上に電気料金は高くはなく、マイナビウーマンHPによると、6帖タイプエアコンで24時間つけっぱなしにした時、エアコン電気料はおよそ310円。
これを1時間当たりに換算すると「12.91円」となるので、仮に夜11時~6時まで使用した場合、12.91円×7時間=90.37円となることから、毎日ジュース1本分を我慢すれば、元は取れる計算になります。
夏場にエアコンを使用すると、電気代がもったいないと考える方は多いと思いますが、ただ防犯上及び健康上の観点(熱中症のリスク大)から、やはりエアコンは適度に使用することが求められるので、夏の季節は、夜寝る時は「窓を閉めて」お休みになられたほうがいいと思われます。
なお、当物件リノベーション部屋ならば、自然素材の漆喰が施工されていますので、冷房設定温度を低くしなくても、扇風機との併用で快適にお休みになることが可能となります。
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