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執筆者の写真GRACE LOYAL ELEGANT ROOM

賃貸で子育てをする場合、気を付けるべきこととは?


賃貸物件において、将来的に子育てを考えている方も多いと思いますが、どのような点に注意すればいいのか、イマイチ理解できませんよね?


そこで今日のブログは、賃貸で子育てをする際に、気を付けるべきポイントについて、お伝えしていきたいと思います。


 

目 次

1.単身向けアパートはダメ

2.周辺に小児科があることを確認

3.子育てをする時には、挨拶したほうが無難

4.どの賃貸でも生活音は発生する

5.和室部屋がある賃貸を検討する

6.まとめ

 
1.単身向けアパートはダメ
二人入居可の単身アパートは、子育てには不向き

最近の単身向け賃貸アパート(ワンルーム)では、二人入居可能物件もあるので、理論上子育てもできないことはありませんが、ただ単身向けアパートは、基本的に複数人の方が同居していることは少ないので、子育てに関する協力(心構え)ができていない方もいますので、場合によっては「クレーム」になる恐れが出てきます。


もし現在「単身アパート」にご入居の方で、妊娠中の方は「時期」を見ながらにはなりますが、1LDK以上の賃貸アパートに住替えされることをおススメします。


俗にいうファミリー向け賃貸アパートの場合、子育てをされている方がご入居されているので、仮に夜泣きなどをされたとしても「お互い様」という認識を持たれている可能性が高いので、トラブルにはなりにくくなります。



2.周辺に小児科があることを確認
近くに小児科や救急センターがあると安心

お子さんが小さいうちは、急に体調が悪くなってしまい、小児科や救急センターに行かなければならないケースが出てきますが、厚生労働省「小児医療に関するデーター」によると、15歳未満の方が診療時間外(時間外/休日/夜間)で診察してもらうケースが一番多いのは、休日ですが、周辺に小児科や救急医療センターなどがあると、安心ですよね。


3.子育てをする時には、挨拶したほうが無難
これから子育てをされる方は、挨拶をしておいた方が無難

賃貸で子育てをする場合、ファミリー向け賃貸物件ならば、多くの方が子育てをしているので、夜泣きなどがあったとしても「お互い様」という認識を持たれていることが多いのですが、ただ子育てを開始する前に「隣接している部屋」の方に挨拶しておけば「子育てに関する協力」が得られると思います。


通常ならば、気持ち程度の粗品を持って行って「子育てをすることになったので、よろしくお願いします」と挨拶すればいいのですが、現在はコロナウイルスが流行している最中で、できる限り「接触」するのは控えるべきなので、挨拶するべきかどうか非常に難しいのですが、もし挨拶する側が接触しないほうがいいと判断するのであれば、「手紙」という形であいさつをされてみては如何でしょうか?



4.どの賃貸でも生活音は発生する
どのような賃貸アパートでも生活音は発生します

よく「鉄筋コンクリート賃貸」は生活音が軽減されるから、子育てをするなら鉄筋コンクリート賃貸がいいと言われていますが、これはあくまでも噂レベル。


管理会社からの報告によると、鉄筋コンクリート賃貸であったとしても、新築物件であったとしても、生活音問題は普通に発生していることから、生活音に無縁な賃貸アパートはあり得ません。


下記は、某大手建築会社で施工された、鉄筋コンクリート賃貸に入居されている方の感想です。これが全てではありませんが、鉄筋コンクリートで建築されていたとしても、生活音問題は普通に発生していることがうかがえます。(アンケートの一部を抜粋

 

絶対に住まない方がよいです。

遮音性は木造レベルです。上で子供の足音、シャワーの音、床を掃除してる音、上の人がどこで何をしてるかまでわかります。

とにかく毎日がストレスです。

不動産に伝えても張り紙しかしてくれないし、こっちがクレーマーのような扱いをされます。

お金があればいますぐにでも引っ越したいです。

神経質な人ならなおさら絶対にやめておいたほうがいいです。

 

離れた部屋の赤ちゃんの泣き声や、大人の話し声が夜間には聞こえてきます。

隣接していない部屋からの音も聞こえるので、気を遣いながら暮らす必要があると思います。


隣接している部屋からは、目覚ましのアラーム音、いびき、くしゃみ、咳、鼻をかむ、トイレやキッチンからの流水音、シャワーの音、会話内容が分かるレベルで聞こえてきてます。

 

賃貸物件において、生活音問題は、どの物件でも発生していますが、その一方で管理が徹底されている物件では、逆に生活音問題が発生しにくいところもあります。


音に関する人の認識は「十人十色」である以上、生活音問題が発生しない物件は皆無といっても過言ではありませんが、ただトラブルが少ない物件では、子育てをされていたとしても、クレームにはなりにくいので、もしこれから賃貸で子育てを検討されている方は、一度仲介会社の担当者に「騒音クレームが少ない物件」を教えてもらったほうがいいのかもしれませんね。



5.和室部屋がある賃貸/1階の部屋を検討する
遮音性能が優れている和室部屋や1階に入居するのも効果的

賃貸の子育てにおいて「生活音がどうしても気になってしまう」と心配されている方は、次の2つをおススメします。


①和室部屋がある賃貸

現在ではライフスタイルの変化などにより「賃貸物件の洋室化」が進んでいますので、和室部屋がある賃貸は、減少傾向となっています。和室部屋がある賃貸に入居すると、畳が日焼けしやすいという性質があるので、退去時に「畳の表替え費用」が必然的に発生してしまいますが、畳には「クッション性」があることから、遮音性が優れているのはもちろんですが、小さなお子さんがいるご家庭の場合、ベビーベッドを活用されると思いますが、和室部屋があることによって、ベビーベッドの代用としてもお使いいただくことができます。


②1階の部屋に入居する

賃貸物件の生活音は、主に上階の部屋で発生する場合が多いことがわかっているので、もし生活音などでトラブルにならないためには、1階の部屋に入居されることをおススメします。賃貸の生活音トラブルで最も多いのは、上階からの生活音が響いてしまうケースで、逆に階下の部屋から上階に生活音が響いて、クレームになることは殆どありません。


階下で生活することで、上階からの生活音に悩まされる可能性があるもの、少なくとも生活音を出している可能性は、低くなることから、もし生活音で不安を覚える方は、1階に入居するのもアリだと思います。



6.まとめ

賃貸で子育てをする場合、近くに医療施設やドラックストアがあると、とても便利なので、利便性がいいところにある賃貸に入居すると、生活がしやすいのですが、ただ生活音に関しては、どのような物件でも同じような悩みはつきもの。


もしこれから賃貸物件で子育てをされる方で、生活音が気になる方は、お部屋探しの時「仲介会社の担当者」に相談されてみてはいかがですか?


騒音問題が少ない物件は、ネット上では一切公開されていないので、紹介してもらえるだけでも心強いですよね。




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