賃貸のカギ交換は自分で行ってもいいの?
- GRACE LOYAL ELEGANT ROOM
- 2021年5月21日
- 読了時間: 2分
賃貸物件に入居する際に支払う「初期費用」の中には「オプション扱い」のものがあります。
オプション扱いになっているものに関しては、お客様が必要ないと思った時は、その旨を担当者に伝えてもらうことによって、初期費用から外すことができます。
初期費用の中でオプション扱いになっているものとは…?
・室内消毒、害虫駆除
・カギ交換
室内消毒に関しては、市販の駆除剤などが発売されていることから、ご自身で行う方もいますので、業者さんによる駆除は必要ないと思った時には、断ることができます。カギ交換に関しても「必要ない」と思った時には、カギ交換をしないで現在のカギをそのままお渡ししますが、ただ仲介会社にカギ交換を頼むと、費用が高くなることから、お客様の中には「直接カギ屋さんに、カギ交換」をお願いされるケースもあると思いますが、では賃貸物件において、カギ交換をお客様自身で行うことができるのでしょうか?

原則としては、お客様が勝手にカギ交換をする行為は、賃貸借契約書に違反しています。ただし事前に管理会社に連絡し、オーナーさんの許可をもらえれば、お客様自身でも鍵交換をすることはできます。
また、お客様自身によってカギ交換をされた場合、当然ながら管理会社には「マスターキー」はありません。通常管理会社においてカギ交換をする場合には、マスターキーを保管していますが、お客様がご自身で鍵交換を外注でした場合、当然ながら管理会社では、お客様の部屋のマスターキーは保管していないことから、これは管理会社によりますが、マスターキーを1本保管したいと申し出があるかもしれません。
お客様ご自身で「カギ交換」をされた時に、注意をしなければならないことは、カギ交換をする前のカギは「管理会社が保管」しなければならないので、退去の際には契約時に渡されたカギとカギ本体を返却しなければなりません。
追記(5月21日)
当物件を管理している管理会社に確認したところ、お客様ご自身でカギ交換された場合、万が一不測の事態が発生した時、管理会社でマスターキーを持っていないと、管理上不都合が生じる恐れがあることから、管理会社によってはお客様ご自身によるカギ交換は難しい場合があります。詳細は管理会社までお問い合わせください。
今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。
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