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賃貸の生活音。どこまでが許容範囲?

執筆者の写真: GRACE LOYAL ELEGANT ROOMGRACE LOYAL ELEGANT ROOM

こんにちは。


賃貸は、ひとつの建物の中に「複数」の部屋があることから、生活をする上で発生する音(生活音)はどうしても気になってしまうもの。


生活音トラブルはクレーム件数の中でもダントツ第1位
生活音トラブルはクレーム件数の中でもダントツ第1位

生活音に関する認識は、人それぞれ許容範囲があるので、賃貸物件における生活音トラブルは、常日頃から発生してします。


このようなこともあり、どこまでがボーダーラインなのかについては、人それぞれ認識の違いがあるので、定義づけをすることは大変難しいのですが、ただ今までの事例(管理会社からの報告によるもの)として、下記に該当する場合には、一度生活スタイルを見直した方がいいのかもしれません。



①上階からの生活音(お子さんたちが走り回る)

お子さんが室内を走り回ると、生活音トラブルになりがちです

ファミリー向け賃貸で、小さなお子さんがいるご家庭で最も多い事例が、上階にお住いのご夫婦のお子さんが、室内を走り回ってしまい、足音などが階下のお部屋に響き、クレームに発展する場合は、意外に多いです。


ご両親は、生活音をできるだけ出さないように「配慮」し、お子さんにも注意して生活するように入っているものの、小さいときは活発に動いてしまうので、どうしても生活音を出してしまいがちになります。


階下・お隣からクレームが出ないようにするためには…

1)21時以降は走り回らないようにする

2)和室部屋があれば、和室部屋で遊ばせる(畳には吸音効果があります)

3)リビング・洋室の一角に防音仕様のカーペットなどを敷くと、生活音対策なります。

4)吸音効果があるクッションフロアを施工している部屋に入居する。

5)日頃からバタバタと室内を走らないように伝える


これをするだけでも、生活音を軽減することができますので、クレームに発展することは少なくなるはずです。





②深夜まで友達とどんちゃん騒ぎ

深夜帯は少しの声で元生活音クレームの対象になります

同棲中や新婚の時期は、友人を自宅に招いてホームパーティーをする方もいると思いますが、ただファミリー賃貸物件の場合は、小さなお子さんがいるご家庭も多いことから、深夜遅くまでお酒を飲みながら談笑していると、どうしてもボルテージが上がってしまうので、「話し声がうるさくて寝られない」とクレームが入る場合があります。


ホームパーティーをする場合、ある程度人数を制限し、また遅くても21時ごろまでには終了しないと、それ以降はご入居者様の中にはお休みをされている方がいるので、ちょっとした話声であったとしても、いつも以上に音が伝わりやすくなりますので、注意が必要です。




③洗濯機を使用する時間帯に注意

洗濯機は深夜~早朝の時間帯は使用を避けるべき

盲点かもしれませんが、たまに洗濯機を深夜帯に使用したという理由で、クレームが入る場合があります。


「洗濯をいつするのかは、個人の自由では?」と思う方が多いと思います。

ただ深夜帯や早朝の時間帯に、洗濯機を回してしまうと、洗濯機の振動がどうしても階下・お隣に響いてしまう可能性がとても高くなり、毎回深夜・早朝の時間帯に洗濯機を回すと「ゆっくり寝ることができない」とクレームが入りやすくなります。


21時~翌朝6時ごろまでは、お休みになられている方がいるので、洗濯機の使用は控えた方がいいと思われます。もし深夜帯に洗濯をどうしてもしなければならない時は、24時間営業しているコインランドリーを活用されることをおススメします。





生活音が気になった場合、絶対にしてはいけないのは、生活音を出しているであろう方に、直接クレームを言うこと。


生活音を出しているであろう方は、意外に「自分が周りに迷惑をかけてはいない」と感じている方が多く、急にクレームを言われれば、感情が先行してしまって、トラブルに発展してしまう可能性が高くなります。(下手すれば警察沙汰に…)


万が一「生活音が気になり、許容範囲を超えてきた」と感じた場合には、すぐに管理会社に報告をして下さい。


管理会社では、まず全世帯に「通知文」を配布して注意喚起を行い、その後しばらく様子を見て、それでも改善されない場合には、生活音を出しているであろう方のお部屋に直接訪問し、生活スタイルの改善をお願いしています。


直接管理担当者から指摘をされれば、殆どの方は生活スタイルを改めてくれるので、改善されるはずです。






賃貸物件の都市伝説として、鉄筋コンクリート賃貸物件は「生活音トラブルが発生しにくい」「軽量鉄骨・木造賃貸は、生活音が響きやすい」と言われていますが、どのような構造賃貸であったとしても、生活音をゼロにすることは不可能。


お客様が最低限のモラルさえ守ってもらえれば、生活音トラブルの発生件数は、抑えることが可能ですので、例えばお部屋の中を歩く際には、防音効果が期待できるスリッパをはくなど、簡単なことでも生活音を軽減することはできますので、賃貸物件にご入居される際には、ちょっとした配慮をして頂くと、とても助かります。




今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。



#生活音 #クレーム


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