賃貸の生活音トラブル。どこまでなら許容範囲なの?


こんにちは。


賃貸アパートはひとつの建物の中に、複数の部屋があることから、両隣・上下階からどうしても生活をする上で発生してしまう「生活音」に悩まされることがあります。

アパートに寄せられる生活音トラブルの例としては…

●お子さんが室内を走り回る際に発生する足音

●深夜や早朝の時間帯に、洗濯機を回す

●深夜遅くまで複数人が大騒ぎしている

●ドアの開け閉めが荒いため、音が響いてしまう


このような事例が結構多く報告されています。


生活音に対する規制に関しては、一応基準はあります。

ただこれは音の大きさを表す㏈が基準値を超えた場合、騒音と認定するものですが、ただ基準値を超えていない音であっても、実は「柱」からも音漏れ(振動音)は結構響いてしまいますので、基準値以下であったとしても、騒音ととらえる方は多いものと思われます。


ネット上における賃貸物件の騒音のページを見てみると、リアルな体験をされた方が結構多くいましたので、今回はYahoo!不動産ページに掲載されている質問を一部抜粋し、オーナーの立場から解説していきたいと思います。


一ヶ月前に引っ越しまして、現在2階建てアパートの2階角部屋に住んでいます。

以前は2階建てアパートの1階に住んでいましたが、上の階の人の生活音に我慢出来ずに、引っ越しました。

(中略)

一般的に隣人の生活音はどの程度我慢するべきなのでしょうか?

とりあえず隣人の生活音で気になる事を書いていきます。


①勢い良く扉を閉めるのでバタン!という音がする。こっちがビクッてなるくらい。ヘッドホンして音楽聞いてても聞こえてくるレベル。

②男女の二人暮らしらしく、朝の5時から会話が聞こえて目が覚める。その後2時間くらいは煩いまま。

③夜中の1時くらいに洗濯かシャワー(?)の水道音

(後略)

今回の事例で、当物件で同じようなことをすれば、一発で騒音クレームとして管理会社に通報されてしまいます。





①勢い良く扉を閉めるのでバタン!という音がする。こっちがビクッてなるくらい。ヘッドホンして音楽聞いてても聞こえてくるレベル。

【解説】

当物件においても、以前1階と2階の部屋が空いていた時、騒音実験を行ったことがあります。2階の部屋に男性(大人)2人が、室内をばたばたと歩いた場合、騒音がどのくらい気になるのか、騒音計を用いながら調べてみると、騒音レベルは基準値より若干下回っていたものの、柱から伝わる音がとても気になってしまい、もし自分がこのような体験をしたら、住みたくはないと本気で思ったほど、気になってしまいました。


今回「扉を勢い良く閉める」行為に関して、例えば深夜帯に行われてしまうと、意外に小さい音であっても、階下に響いてしまう恐れがあります。当然音が大きければ日中の時間帯であっても、響いてしまいますが、ただこれは注意(静かに閉める)さえすれば、生活音を抑えることができます。




②男女の二人暮らしらしく、朝の5時から会話が聞こえて目が覚める。その後2時間くらいは煩いまま。

【解説】

早朝や深夜帯は、多くの皆さんがお休みになっている可能性が高いことから、少しの話し声でも意外に響いてしまいます。どのくらいの声量だったのかが、この文面では記載がないのでわからないのですが、この事例に関しては、通知文を配布すれば、解決できる方向性に行くのではと考えられます。





③夜中の1時くらいに洗濯かシャワー(?)の水道音

【解説】

お仕事の関係で、深夜帯にご帰宅された場合、そのままお風呂に入られる方は多いと思われます。この場合、シャワーをすることに関しては致し方がありませんが、問題は洗濯の方です。

洗濯機は脱水をする時、意外に大きい振動音が発生するので、深夜や早朝の時間帯に洗濯機を回せば、一発で階下・両隣に(壁ひとつで接している場合)響いてしまいます。もちろん、掃除機も音が出やすいので、早朝・深夜帯は使用しないほうがいいです。


もし深夜や早朝の時間帯にどうしても洗濯をしなければならない時には、24時間営業しているコインランドリーの利用をおススメします。





賃貸の騒音問題は、モラルをしっかり守っていただければ、ある程度は緩和されますが、生活音が全く聞こえないといった賃貸は、まずありません。


新築であったとしても、生活音トラブルは発生しています。


お部屋探しの時には、家賃や築年数が気になる所ですが、もし騒音に対して敏感に感じる方は、仲介会社の担当者に「アパートに入居している家族構成」「クレーム件数」等を聞いてみるのもいいと思います。


また築年数が経過していて、メンテナンスがしていないような物件は、入居者の質が低下している恐れがあり、生活音トラブルをはじめとした入居者トラブルに巻き込まれてしまう恐れが高くなります。



お部屋探しの際、参考になれば幸いです。



今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。



#生活音 #騒音トラブル