賃貸の築年数とは?部屋探しの際築年数は気にしたほうがいいの?
賃貸物件を探される時「築年数」は気になりますか?

築年数とは、建物が経ってからの年数のことを意味しますが、よく不動産賃貸系のポータルサイトでは「新築」「築浅」「築古」等といった用語がよく出てきますが、では新築などといった用語って、どのような意味があるのか?またお部屋探しの際「築年数」はやはり気にした方がいいのか?いまいちピンとこない部分があると思います。
今日のブログでは、築年数の意味とお部屋探しの際、築年数は気にするべきなのかについてお伝えしていきたいと思います。
目 次
1.新築・築浅・築古の意味とは?
2.お部屋探しの時、築年数は気にするべきか?
3.まとめ
1.新築・築浅・築古の意味とは?
賃貸サイトでよく出てくる「新築」「築浅」「築古」といった用語ですが、実は新築物件の未定義づけがされているのに対して、築浅・築古物件は「定義づけ」が一切されていません。
新築物件:
築1年未満で、入居履歴がなく未使用物件。1年未満であっても入居履歴や使用歴があれば、新築物件とは言えない。
築浅(ちくあさ)物件:
築1年以上~築5年(管理会社によって異なりますが、長くても10年)経過している物件のこと
築古(ちくふる)物件:
管理会社の考えにもよりますが、一般的には「築20年以上」経過した物件のことを指す場合が多く、築20年を境に家賃相場が大きく異なり、家賃大幅値下げとなるひとつのターニングポイントとなる。
2.お部屋探しの時、築年数は気にするべきか?
賃貸物件を探されている方にとって、築年数はやはり気になる部分と思われますが、結論から言うと、築年数はあまり深く考えないほうがいいというのが、正直な所です。
どうして築年数はあまり深く考えなくてもいいのかというと、賃貸物件はおおむね10年に1階の割合で、大規模修繕を行います。
外壁などは常に紫外線が当たっていることから、外壁パネルや、パネルとパネルをつなげる「コーキング」というゴムパッキンみたいなものは、紫外線などの影響により劣化してきます。外壁塗装及びコーキングを行うことで、建物寿命を延ばしてくれる役割&外壁景観を新築並みに生まれ変わらせる効果がありますが、外壁塗装などの大規模修繕をしない物件は、建物寿命はどうしても短くなってしまい、場合によっては雨漏りをしてしまう可能性も否定できません。
もし築年数が気になる方は、希望物件がしっかりと修繕を行っているかどうか、確認されたほうがいいです。外壁塗装などの修繕工事に消極的な物件は、おそらく室内リフォームなども消極的に行われている可能背が高く、この様な物件は入居後ランニングコストが意外に高くなってしまう場合があり、家賃が安い物件を選んだのに、逆効果となってしまう可能性も否定できません。
一方、築年数が浅い物件では、外壁が劣化していないので、安心して生活を送ることができますが、ただ築年数が浅い物件は、家賃が高めに設定されている場合が多いので、家賃を節約したいと考えている方にとっては、ハードルが高くなってしまいます。
3.まとめ
築年数にこだわりすぎる部屋探しは、家賃が高い物件ばかりなので、なかなか条件に合う物件を探し出すことは難しいのですが、築年数は古くても外壁塗装をしっかりと行っている物件や、室内を新築並みの水準に仕上げている「リノベーション賃貸」もあり、こちらの方が実は家賃が新築より数万円程度安くなっていることから、お宝物件を探し当てる可能性は高くなります。
お部屋探しの際、参考にして頂ければ幸いです。
今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。