賃貸物件を探される時、間取り図をご覧になっている方は多いと思います。
間取り図を見るだけで、その部屋がどのくらいの大きさなのか、概略をつかもうと思った時、すぐにわかるのでとても便利なものですが、間取り図によく出てくる「帖」は、どのくらいの大きさなのか、おそらく多くの方は理解されていません。
昔の賃貸物件では、和室部屋も標準装備になっていたことから、和室部屋がある場合には
「畳」という表記をしていましたが、では「帖」及び「畳」はどのような違いがあるのでしょうか?
帖と畳には、法的な定義づけがないとの。
実は畳には4つのサイズ(京間/中京間/江戸間/公団間)に分類されていて、今では「中京間」の畳が普及(ただし地域によって異なる)しているので、1畳=1.65㎡もしくは数字を丸めた「900mm×1800mm」で算出させた1.62㎡が正しい数字であり、洋室の広さは「帖」が適用されますが、業界ルールによって1帖=1.62㎡としています。(参考:ひかりのべHP)
つまり13帖のLDKがある場合、広さを数字に表すと、13×1.62=約21㎡となります。
ただし、LDKで帖を㎡に表す場合、注意が必要なのが…
設置されているキッチンが「対面キッチン」の場合、キッチンスペースだけで約4帖使っていることから、実質的に使用できる広さは、キッチンスペース分を引いた分のみとなります。
お部屋探しの際、参考になれば幸いです。
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