賃貸物件は「原状回復義務」が発生しているので、退去する際入居時と同じ状態にして管理会社(オーナー)に返さなければいけないルールになっています。
ですので、基本的に室内にある設備を自分好みに変えることはNGなので、交渉しても難しい場合の方が多いです。
ただし、原状回復が可能であるならば、入居期間中はお部屋をどのように使用するかはお客様次第となります。
壁紙を変える方法としては、下記のやり方が一般的です。
①剥がせられる壁紙を使う
最近はコロナウイルスの影響もあり、自宅にいる時間が長くなったことから、DIYをする方が増えてきています。賃貸物件で壁紙を変える場合で一番楽な方法は、原状貼ってある壁紙の上に「剥がせられる壁紙」を貼れば、簡単に剥がすことができるので、お部屋の模様替えを気軽に楽しむことができます。
(剥がせられる壁紙は、ホームセンターや100円ショップなどで購入できます)
ただし、剥がせられる壁紙と謳ってあっても、安いものを購入してしまうと、場合によってはいざ剥がそうと思った時「もともとある壁紙」も一緒にはがれてしまう可能性があります。
もし剥がせられる壁紙を用いる場合には、安いものは使わないほうがベストです。
②管理会社にお願いする
あと一つの方法としては、管理会社に連絡をして「壁紙を変えてほしい」とお願いすることです。ただ普通にお願いをしても「断られる」ケースが多いので、奥の手として「交換にかかる費用は自費で支払うので、ぜひ交換させてほしい」とお願いすると、場合によっては「物件を所有しているオーナーさんに確認する」と交渉してもらえる可能性があります。
もちろんですが、どの壁紙をどの位置にはるかについて、事前に伝えておくと、話が通りやすくなります。
もし管理会社が許可してくれれば、壁紙を貼れて自分好みのものにしてくれますが、ただし交換する際に大事なことがあります。
それは退去時「原状回復義務」が発生するので、理論上では一番最初のものに再度貼り直さなければならないので、もし原状回復義務を避けたいのならば、管理会社やオーナーさんがお客様が選んだ壁紙を気に入ってもらうことが条件となり、気に入ってもらえれば「残置物」扱いで対応してくれる可能性もあります。
もしダメな場合は、退去費用の中に壁紙交換費用が加算されてしまいます。
今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。
#賃貸 #壁紙交換 #原状回復
Comments