賃貸物件を探される場合、賃貸系ポータルサイトなどを活用して、お部屋見学をされると思います。
お部屋を探される方にとって、賃貸物件探しは非常に重要になることから、どうしても他の物件も比較して検討してみたいですよね。
でも一度内見をしてしまうと、契約をしなければならなのか?とふと不安になる方も多いと思います。
そこで今日のブログは、賃貸の内見と契約についてお話していきたいと思います。
目 次
1.内見=契約ではない
2.中にはしつこい営業をしてくる担当者もいる
3.急いで部屋を決めるのは逆効果
4.まとめ
1.内見=契約ではない
賃貸物件を内見をするという意味は、近い将来どこかの賃貸物件に入居を予定しているという意味が強いことから、仲介会社ではお客様に合った物件紹介をします。
但しお部屋をご紹介したからと言って、賃貸借契約を結ばない限り「契約」には至りませんので、何回お部屋内見をしても「内見料」はかかりません。賃貸物件に入居する事になると、年間100万円近い家賃を支払うことになるので、簡単には契約することができないのは、仲介会社も理解しています。ただ一部の仲介会社の担当者は、自分の利益(営業成績)しか考えていない人もいる(しつこい営業)ので、注意が必要です。
2.中にはしつこい営業をしてくる担当者もいる
賃貸系不動産会社では「契約ノルマ」が課せられている場合があり、特に1月~3月までの繁忙期はいつも以上にノルマを課せられている可能性が強いことから、一部の仲介会社の担当者は、内見終了後から「営業電話」がしつこいぐらい行う人もいます。
追客と呼ばれる営業方法ですが、ただあまりにもしつこい場合は、はっきり言って迷惑でしかありません。この時は「はっきりと断る」ことをおススメします。
営業電話が頻繁にしてくるというのは、正直言ってお客様の立場を理解されていない=自分の利益(営業成績)しか考えていない人。このような人に紹介を受けた部屋に入居しても、正直言ってうれしい気持ちにはなれませんよね。
3.急いで部屋を決めるのは逆効果
繁忙期による事例として…
『今、他のお客様が入居申込をしようとしています』
『この物件より、こちらの物件の方がいいのでないでしょか?』
もし、この様なセールストークを頻繁に言ってくる担当者がいたら要注意!
~今、他のお客様が入居申込をしようとしています~
入居申込は入居審査のことを指します。
入居審査に入ると、一旦お部屋の募集は停止し、もし他のお客様が入居希望意思を出している場合は「キャンセル待ち」となりますが「入居申込をしようとしている」が本当かどうかはあらかじめわかっていなければ、お客様に言うことはまずできません。
もしこのようなセールストークをしてくる担当者がいた場合、一度確認をされたほうがいい場合もあり、もしかすると入居申込がウソの場合もあり得るので、注意が必要です。
~この物件より、こちらの物件の方がいいのではないでしょうか?~
賃貸系仲介会社においては、ADと呼ばれる「広告料」が付いた物件があります。
仲介会社の売上は、基本的にお部屋が成約したことに対する報酬料を意味する「仲介手数料」が殆どを占めていますが、一部の賃貸物件オーナーさんは、自分の物件を優先的に客付けをしてもらい、成約した暁には報酬として家賃数か月分をつけることを約束する広告料をつけている物件がありますが、もしお客様が探されている物件の条件と、広告料が付いた物件条件にあまり差異がない場合には、広告料付き物件をモープッシュしてきます。
もし強烈に営業活動をしてきた場合、広告料付き物件を紹介されているとみて間違いはありませんが、ただ広告料がついている物件は、正直あまり人気がない物件ばかりなので、お客様の希望に沿った物件かどうかは甚だ疑問に感じます。
4.まとめ
賃貸内見をしただけで、すぐに契約になることはありませんが、ただ内見終了後から仲介会社からの追客はスタートします。ある程度の追客(営業電話)はやむを得ない部分はありますが、ただしつこすぎるような営業電話をしてくるような仲介会社は、会社の体質に問題があると思われるので、たとえ物件が気に入っていたとしても、契約はしないほうが得策かもしれません。
今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。
#内見 #契約
Comments