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賃貸募集しているのに入居できない。その理由とは?


賃貸物件においてお部屋を募集する際には、大手賃貸サイトなどの媒体を使って、物件募集をするのが一般的です。募集をしているということは、契約手続きさえ終了すれば、今すぐにでも入居ができると考えている方が多いと思いますが、ただ実際には「すぐに入居することができる物件と、出来ない物件」の2つがあるので、その点には十分注意しなければなりませんが、どうして物件募集しているのに、対応が二分してしまうのでしょうか?


 

目 次

1.募集中なのに入居ができない理由

2.即入居可物件ならば、入居は可能

3.お部屋を抑えたいのであれば、先行契約がある

4.まとめ

 

1.募集中なのに入居ができない理由


募集中なのに入居ができない理由

賃貸サイト上において、物件情報がある場合は、そのお部屋は「現在募集をしている」ことを意味していますが、ただどの部屋も「すぐに入居することができる」ということではありません。


賃貸業界では、ご入居様から「退去連絡を頂いた時点から、次の募集を開始」するため、退去連絡を頂いてから数日後には、現在ご入居中であっても募集開始します。


基本的に、ご退去連絡は「退去予定日の1か月前」となっている場合が多く、また入居中のお部屋を見せてほしいとお願いされても、入居者様からNGを出される可能性が高くなるので、もしどうしてもお部屋見学したい場合においては、その物件で空き部屋があれば、そちらを見ていただく事が可能となるものの、空き部屋がなければ「退去後まで確認すること」ができません。


お部屋探しをされている方においては「賃貸サイト上に掲載されている部屋は、すぐに入居ができる」という考えが先行してしまうので、わかりにくい場合があります。



では賃貸サイト上において、どの部分を確認すればいいのでしょうか?

賃貸サイト上の物件詳細情報欄の「現況」の所が入居中と記載がある場合には、現在まだご入居されていることを意味しています。

引き渡しとは、おおよその入居ができる「目安」みたいなもので、上記の部屋の場合は、2022年1月中旬以降であれば、入居することができることを意味してします。



2.即入居可物件ならば、入居は可能

即入居可物件ならば、入居は可能

一方、賃貸サイト上において「引き渡し」が『即』という表記がある場合には、契約手続きが完了後「すぐに入居することができる」ことを意味しています。


ただ、即入居ができると言っても、契約手続きが完了するまでは「一定数の時間」がかかってしまい、一般的に「入居審査において何ら問題はなく、仲介会社及びお客様の都合が合う場合」では、おおよそ2週間ぐらいで「契約が完了」します。


お部屋探しをされている方の中には、今すぐに賃貸物件に入居したい方もいるはずです。もしこのようなケースにおいては、契約に対する対応を「早める」ことができるので、その旨を担当者に伝えていただければ、最短で10日ぐらいで「ご契約が完了」できるとのことです。


最短で契約希望される方においては…

①初期費用をあらかじめ用意しておき、いつでも送金ができるようにする

②契約に必要な公的書類などを事前に準備しておく

③重要事項説明および契約書の署名捺印に関しては、オンラインではなく仲介会社で行う

と、最短で契約手続きが完了します。


入居審査において、家賃保証会社必須物件では「保証会社審査」が入ります。

保証会社審査は、土休日関係なく審査を受付けていますので、すぐに結果が出るものの、管理会社審査においては、管理会社定休日(土休日が多い)は行わないので、必然的によく営業日にずれ込むので、その点は予めご了承ください。



3.お部屋を抑えたいのであれば、先行契約がある

お部屋を抑えたいのであれば、先行契約がある

人気エリアにある物件や、新築物件などでは「募集開始と同時」に、すぐにお部屋が決まってしまう場合があります。賃貸業界では「お部屋申込」をされた方から、最優先で入居審査を行うので、1月~3月までの繁忙期においては、タッチの差で「お部屋申込が入ってしまった」ということがあり得ます。


もしお部屋探しをされている方が、賃貸サイト上において「この部屋にどうしても住みたい」と強く願っている場合においては、事実上の先取りをすることもできます。


その方法とは「先行契約」というやり方です。


先行契約とは、お部屋見学をする前に「先に契約を成立」させ、契約成立後に「お部屋見学」を行い、そのままご入居という流れとなることから、他のお客様に「お部屋を取られる」ことは100%あり得ません。


ただ、先行契約のデメリットは「契約手続きが既に完了」していることから、契約成立後「お部屋見学」をされた際「イメージしていた部屋とは違っていた」としても、お部屋をキャンセルすることはできません。もしキャンセルしたい場合には「解約手続き」を行う必要があり、支払われた初期費用の大半は「返金されない」ので、その点は十分注意が必要です。



4.まとめ

毎年1月~3月は、多くの方が賃貸物件探しをされるので、募集開始後「すぐに部屋が決まってしまう」ということも、珍しくはありません。


内見予約をしていたのに、お部屋見学ができなくなってしまったというケースも、よくありますが、これも「他の方が入居申込をされたから」であり、もしどうしてもお部屋に入居したいのであれば、入居申込をすぐに行うことをおススメします。

(これは先行申込と言います)


ただし、先行申込をしたとしても「他の方が先行契約」をしてしまうと、契約をされた方が「最優先」となってしまうため、そのお部屋には入居することができないので、その点は注意が必要です。


なお、先行申込をした場合「賃貸借契約が成立」する前であれは、キャンセルは可能であり、支払われた初期費用も「全額返金」されますのでご安心ください。



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