賃貸募集部屋は、複数の仲介会社が募集していることがあります。


賃貸物件を探される時、大手賃貸サイトを活用されると思いますが、希望物件の詳細ページの一番最後の所に「取り扱い会社」という項目があります。


ここには管理会社の仲介会社以外にもの、「複数」の不動産仲介会社が記載されていることがあります。どうして1つの物件に複数の仲介業者の名前が記載されているか、一般の方ではあまりご存知ではない方が多いと思います。


複数の仲介会社の名前がある理由とは?

1つの物件に対して、複数の仲介会社の名前が賃貸サイト内にある場合、恐らく募集に手を挙げた仲介会社が「早期に契約ができそう」と見越して、賃貸サイト内に掲載したものと思われます。


一番わかりやすい例が「新築物件」

新築物件の定義は「入居履歴がなく、築1年未満」であることから、賃貸物件に住む人なら「誰もが一番最初の入居者」になりたいと考え、また家賃などが高くても「入居したい」と考えている方は、非常に多いです。


新築物件は「敷金」や「礼金」等が設定されていて、また家賃も割高傾向になっていることから、仲介手数料も多く入る(ただし最高でも家賃1か月分+税金)ことから、仲介会社にとっては、新築物件は「ドル箱」のようなもの。


ですので、新築物件が募集を開始すると、まだ完成されてもないのに、複数の仲介会社では「賃貸サイト」に物件ページを載せる傾向となります。



複数の仲介会社が募集している物件のデメリットとは?

1つの物件に対して、複数の仲介会社が「募集に手をあげる」=賃貸サイト内に掲載するということは、もし入居申込が入ってしまうと「すぐに部屋が埋まってしまう」可能性が高くなるということになります。


1つの物件に対して、仲介会社が1社しか募集していない場合(ただし他社仲介会社においても、賃貸借契約はできますが)複数人が同時に手をあげても、一番最初の人から順に「入居申込」を行いますが、1つの物件に対して複数の仲介会社が取り扱っている場合には、仮に複数の人がそれぞれ違う仲介会社に同時に「入居申込」をしても、その方が確実に契約できるということではありません。

タッチの差で入居ができないといった恐れも出てきます。



複数の仲介会社が物件募集をしている場合の対処法

複数の仲介会社が「物件募集」をしている場合、タッチの差で前の方が「入居申込をしてしまう」と、入居申込をされた方が「最優先」で入居審査が行われ、その方がキャンセルしない限り、その部屋は前の方のものとなってしまいます。


もし複数の仲介会社が物件募集を行っている場合で、「直感でこの部屋しかない」と思った場合には「すぐに入居申込をしたい」と仲介会社に申し入れると、その時点で一旦募集停止となり、入居審査が行われ審査に合格すれば、その物件は正式に募集ページから削除されます。


これは当物件でも実際に合った事例ですが、当物件で募集されていた部屋に「内見予約」をされた方がいたのですが、別の方が物件見学をされ、数日後に「入居申込」をされたことから、内見予約をされていた方は「物件契約」をできなくなってしまいました。これを先行契約といいます。


賃貸業界では1月~3月は、進学や就職、転職の時期を重なるため、多くの方が賃貸物件にご入居されますが、繁忙期の時期においては「タッチの差」で契約することができなかったという事例は、非常に多くいので、もし「その物件しかない」と直感で感じた時には、すぐに入居申込をされることをおススメします。


賃貸物件のキャンセルは「賃貸者契約に成立するまで」は有効であり、契約書にサインをしなければ、先に支払った「初期費用」も全額返金されますのでご安心ください。なお、何度もキャンセルしてしまうと、仲介会社の担当者に迷惑をかけることになるので、キャンセルする場合には、しっかりと理由を説明したうえで行ってください。




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