近年施工されている新築賃貸物件において、和室部屋は100%ありません。
賃貸物件に和室部屋がなくなってしまった理由としては…
①退去時に畳の表替え費用が必然的に発生する
②実家に和室部屋そのものがない
2点の理由から、新築賃貸物件において和室部屋は標準装備から外しています。
また最近では和室部屋がある物件においても、部屋探しの際に不利になるという理由で、和室部屋から洋室に間取り変更するところも多くなってきたので、ある意味において現在和室部屋がある賃貸物件は、とても貴重な物件であると言えます。
ただ、賃貸物件において「和室部屋」があることによって、賃貸物件のクレームで最も多い「生活音が原因」による騒音問題を減らすことができるのを、ご存知でしょうか?
賃貸物件における騒音問題の多くは、上階からの足音が階下に響いてしまうことによって、発生してしまうもの。
フローリングのみでは吸音効果が全くないので、どうしてもクレームに発展しやすくなります。
ただ和室部屋があることによって、畳そのものがクッションの役割をしてくれることから、生活音を軽減することができるのですが、畳があるということだけで、ネガティブ的な考えがどうしても浮かんでくることから、今まで和室部屋があった物件では、仕方なしに洋室に変更している物件が多いです。
甲府市大里町にあるグレイスロイヤルも、築28年目を迎える物件ということもあるので、和室部屋が標準装備になっているものの、当物件で採用している畳は、通常の畳ではなく、若い世代にも受け入れやすい「モダン的な琉球畳」を導入しています。
琉球畳を導入したことによって…
①日焼けがしにくいことから、原則表替えは不要=退去費用が掛からない
②市松模様が楽しむことができる「和モダン空間」が魅力的
③通常の畳と比べてダニ発生率が少ない
以上のメリットがあるので、これならば和室部屋があったとしても、安心して入居ができますよね。事実当物件にご入居されたお客様は、琉球畳が敷いてある和室部屋に対して「不満」に感じている方はいません。
また、当物件が採用している琉球畳の色は「全てベージュ」にしていますが、ベージュにした理由は、色彩学的に「ベージュにはリラックス作用」があると言われているので、コロナ禍でおうち時間が多くなった今の時代、自宅でリラックスができる空間は、正直言ってないと思いますが、ただ和室部屋があるだけでも、リラックスすることができるので、ストレスを抱え込みやすい方にとっては、癒し空間になるかもしれませんね。
今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。
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