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遠方から引っ越す場合、内見はすべき?


新生活を機に、地方から首都圏などに引っ越す方、また会社の定期異動で、地方都市過多地方都市に引越しをする方など、1月~3月の時期は多くの方が、お部屋探しをされます。


仮に県外に引っ越す場合であっても、隣県であれば「何とか見学する」ことができるものの、遠方から首都圏などに引越しをしなければならない場合、見学のために交通費をかけてまで行うことに対して、違和感を感じる方もいるはず。


さらに現在、コロナ禍ということもあり、感染予防対策として「自宅にいながら見学ができるオンライン内見」を対応している仲介会社も多くなったことから、「それならオンライン内見で決めればいいだけの話」と考えている方もいるとは思いますが、ただ現役オーナーとしての意見は、入居後後悔したくなければ、交通費がかかっても「現地見学」はされるべきです。


 

目 次

 

1.騒音問題

騒音問題

賃貸業界におけるクレーム件数として、常にトップにラインくインしているのが、生活音が原因と思われる騒音問題。


音に関しては、人それぞれ認識が違うことから「許容範囲」も、ひとそれぞれ。


ただ管理がしっかりされている物件では、生活音問題が頻繁に発生することは「皆無」と言っても過言ではありませんが、実は賃貸サイト内に掲載されてある物件情報には、アパートの詳細(生活音が発生しやすいなど)に関しては、一切記載がありません。


そのため、実際に見学された部屋において、生活音問題が発生しやすいのかどうかに関しては、やはり現地見学をしないと、詳細がわからないことがあります。

さらに物件において、よく生活音問題や設備不良対応が遅い物件などでは、「告知義務の対象物件」となっているものの、これらの情報は「お客様からこの物件では、生活音問題などといったトラブルがよく発生するのですか?」と質問をしなければ、担当者は回答しません。

 

注記

なお、重大な告知義務が発生している物件では、賃貸サイト上において「告知義務あり」と表記され、さらに現地見学などでも「告知義務が発生している」物件であることを、担当者の方から説明があります。

 

生活音が気になるような物件に入居してしまうと、入居後の生活がとても大変になってしまうので、ぜひこの点に関しては、現地見学+担当者に質問することで、ある程度の情報を把握されたほうがいいと思います。


なお、おススメしない物件の特徴&設定家賃に隠された裏情報については、こちらにより詳しいことが記載してありますので、よろしければお読みください。

 

・不動産屋さんがおススメしない物件の特徴▶▶今すぐ読む

・どうして家賃にお金をかけるべきなのか?▶▶今すぐ読む

 

2.イメージが違っている

イメージが違っている

お部屋探しをする時、まずは賃貸サイト上において、お部屋の写真を確認した上で、実際のお部屋を見学される場合が多いのですが、この時「写真と実際の部屋とでは、イメージが違って見える」と感じた方は、多いはずです。


どうしてこのような現象が起こりやすいのかというと、実は物件写真を掲載する際、少しでも室内印象をよくするため「広角レンズ」を使って、室内を広く見せたり、また写真撮影をする時、レンズ内に光を多く取り入れることで、室内を明るくさせることができるため、この様な撮影方法をしている物件では、どうしても実際の部屋とのギャップが大きくなってしまいます。



3.家具や家電が入らないという事態も…

家具や家電が入らないという事態も…

遠方であっても、現地見学をしてもらいたい最大の理由は、やはり荷物搬入時に、室内に荷物がしっかりと置くことができるかが、確認できることです。


地方都市においては、それ程問題ではありませんが、首都圏にある賃貸物件においては、共用廊下の通路幅が狭かったり、また対面キッチンが設置されている物件では、必然的に冷蔵庫置き場が「確定」されていますが、果たして冷蔵庫置き場に「冷蔵庫が置けるかかどうか」さらには、ご自身がお持ちの洗濯機が、しっかりと洗濯機置き場に入るかどうかは、事前に確認しないと、引越しをした時に、大変なことになってしまいます。

(※但し標準型の冷蔵庫や洗濯機の場合ならば、設置できないという事態にはなりません)


またオンライン内見時には、スルーしてしまいがちになる問題として、コンセントの位置があります。コンセントに関しては、物件によって「設置個数」が異なっているので、コンセントが少なすぎる部屋においては、室内レイアウトにも影響を与えてしまいます。


そして、オンライン内見は避けるべき一番の理由としては、オンライン内見では「室内の奥行」が一切把握することができない点。オンライン内見においても、担当者の方が「奥行きに関する説明」をしてくれるものの、ただ担当者が口頭で説明する奥行きと、実際の目で確認する奥行きとでは、全くと言ってもいいほど「印象」が違ってきます。


担当者レベルでは、しっかりとした奥行きがあると説明したとしても、お客様の目では「それほど奥行きがあるとは思えない」と感じる可能性も高いことから、入居後後悔しないためにも、現地見学はされるべきです。



4.地方都市ではよくあること

首都圏にある物件では、公共交通機関が発達しているので、駅周辺などには「コンビニ」「スーパー」「医療施設」「路線バスの停留所」があるため、生活に不自由を感じることは「まずない」と言っても過言ではありません。


一方、地方都市においては「完全な車社会」となっているため、どこに行くにしても「車がなければ、生活することが困難」になってしまいますが、ただ物件周辺近くに、必要最低限のお店や施設がないと、やはり不便さを感じてしまいます。


さらに物件周辺の治安が「本当にいいのかどうか」に関しても、やはり現地に行って確認したほうが、雰囲気的にもよくわかりますし、敷地内にあるごみ置き場や、共用廊下が清潔でない物件では、入居者の質が悪いことが懸念されます。



5.まとめ

遠方から引越しをしなければならない場合、やはり交通費が発生してしまうので、どうしてもオンライン内見の方が便利と考えたくなりますが、ただ今回ご紹介させてもらった「様々な問題」が発生してしまうので、可能であるならば「現地見学」をされたほうがいいと思います。


なお、近年では「オンラインによる重要事項説明及び契約」が可能となりましたので、もしオンラインで部屋探しをしたいのであれば、契約に関してのみオンライン対応にされたほうが無難です。


#部屋探し

#オンライン内見

#引越し



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