今年の梅雨入りは、例年と比べると数週間程度早くなっています。
梅雨の季節で、特に困ることといえば「洗濯物が乾きにくくなる」ことと「部屋干し特有の嫌なニオイ付きやすくなる」点ではないでしょうか?
最近では、部屋干し特有の柔軟剤などが発売されていますので、昔と比べると「部屋干し特有の嫌なニオイ」はつきにくくなりますが、ただ生乾きのニオイや洗濯物が乾きにくいという点においては、昔も今もあまり変わりはありません。
1.部屋干しのデメリットとは?
部屋干しをすると、生乾きになってしまったり、洗濯物が乾く時間が長くなってしまうのは、ズバリ室内環境に問題があります。
賃貸でも戸建て住宅においても、部屋干しをする時「窓」は閉めっぱなしにしますよね。
自宅にいるならば別ですが、基本的に洗濯をする時は「会社に出勤する前」か「自宅に戻ってきた後」のどちらかになり、その時は「干しっぱなし」を前提にすることから、窓は開けないことが多いと思います。
実は窓を開けないことが、生乾きや洗濯物が乾きにくい原因を作ってしまっています。
換気をしない状態のままで、室内干しをしてしまうと、洗濯物から出る「湿気」の影響によって、乾きにくい環境となってしまい、また洗濯物と洗濯物の間に、一定の距離をとっておかないと、乾くまでに時間がかかり、その結果「洗濯物に雑菌が付着しやすく」なり、生乾きの原因を作ってしまいます。
生乾きのニオイなどを防ぐために、最近では「ニオイ専用の柔軟剤」等が発売されていますが、ただ柔軟剤を大量に使用してしまうと、今度はニオイがきつくなってしまい「香害」を引き起こしてしまいます。(香害に関する記事はこちら→記事を読む)
2.部屋干しすると、室内環境が悪化します
5㎏の洗濯物を室内干しをすると、約3ℓの水蒸気が発生すると言われています。
これからの季節は高温多湿となることから、部屋干しをしただけで簡単に「ダニやカビ」が発生しやすい環境を作ってしまうことになります。このような環境下の中で生活すれば、アレルギー症状を引き起こしてしまう可能性は、十二分にあり、特に小さなお子さんがいるご家庭の場合は、特に注意をしなければなりません
さらに、部屋干しすると「壁紙が水蒸気を吸ってしまう」ので、カビが発生しやすくなってしまい、さらに換気が不徹底の状態が長期化すると「クラック現象」(隙間やひび割れのこと)が起きてしまいます。
もし壁紙にカビが生えてしまい、それを放置した場合には「賃貸借契約上における『善管注意義務違反』」に該当する恐れがあり、退去時に修繕費用を支払わなければなりません。また入居前に「壁紙交換がされていた」部屋において、2年程度でクラックが入ることは、まずありえないので、この様な場合も退去時に修繕費用を請求される恐れが出てきます。
3.グレイスロイヤルのリノベ部屋ならば安心
甲府市大里町にあるグレイスロイヤルにおいては、2018年以降空き部屋を順次リノベーションを行っていて、上級グレードの部屋には「自然素材の漆喰」を施工しています。
漆喰が施工されていると、調湿効果が期待ができ、これは室内の湿気が多湿傾向となった場合には、漆喰が吸湿(湿度を吸収してくれる)ので、室内がジメジメとした感じにはなりにくくなります。
つまり、室内干しをしても、通常の部屋と比べると「時短乾燥」が可能となることから、生乾きのニオイを予防してくれることができます。さらに扇風機などを活用すると、時短乾燥がさらに期待ができます。
また調湿効果が期待できる漆喰は、カビ対策としても有効的。他室を防いでくれる漆喰は、カビが生えにくい環境を作ってくれるだけではなく、カビをエサにするダニの繁殖も抑制することができるので、小さなお子さんがいるご家庭には、理想的な部屋と言えそうです。
4.現在リノベ工事中のS101にも漆喰を施工
現在グレイスロイヤルでは、S101号室のリノベーション工事を行っており、来月中旬に完成予定ですが、こちらの部屋にも漆喰が施工されていますので、部屋干しをされる方にとっては、とても助かる部屋といえそうです。
さらに漆喰を施工すると、調湿効果のおかげで、冷房の設定温度を低くする必要性がないので、夏場の電気代を抑える効果があります。これは当物件のリノベ部屋にご入居されている方が実感していますので、間違いはないと思いますよ。(詳細はこちら)
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