賃貸物件を探す時、物件を取り扱っている「不動産仲介会社」に訪問して、物件紹介をしてもらうのが一般的です。お部屋探しをされている方の多くは、予め大手賃貸サイト上において、条件に合った物件を数件ピックアップした上で、見学(訪問)予約する場合が殆どですが、ただ中には「予約なしの飛び込み」で、仲介会社を訪問される方もいます。
閑散期などに関しては、飛び込み訪問しても、スタッフに空きがある限り「対応」してもらえますが、ただ1月~3月の時期に関しては、スムーズにお部屋見学するならば、平日も含めて「予約必須」となります。
目 次
1.1月~3月は、年に1回の繁忙期
2.予約なしで訪問すると、どうなる?
3.なかなか良い部屋が見つからない時には?
4.繁忙期におけるお部屋探しのおススメ
5.まとめ
1.1月~3月は、年に1回の繁忙期
毎年1月~3月の時期は、進学や就職、会社の定期異動の時期と重なるため、多くの方が賃貸物件探しをされます。
閑散期では、土休日はそこそこ来店者数がありますが、1月~3月の時期だけは「平日も含めて」多くの方が仲介会社に訪問/もしくは見学予約をされるので、仲介スタッフは総出で対応しているのが現状です。
また仲介会社では、毎週水曜日を「定休日」にしているのですが、繁忙期のみは「無休で対応」している所が大多数なので、事前予約をされれば、平日も含めてお好きな時間帯におへ画探しをすることができます。
2.予約なしで訪問すると、どうなる?
繁忙期以外であれば、対応することができることもありますが、繁忙期の期間中に「予約なし」で仲介会社訪問をしてしまうと、次のようなことが考えられます。
(1)接客そのものができない
繁忙期においては、事前予約をされた方が「次々に来店され対応」することから、当然ながら飛び込みで来店された方は「スタッフの空きが発生するまで、お店で待機」しなければなりません。
(2)内見同行ができないかも?
繁忙期においては、内見予約も事前に行っている方が多く、また担当一人が一日の中で物件見学同行する回数が多いことから、飛び込み訪問されたお客様が「内見をしたい」と申し出ても、スタッフの空きがない事が予想されるので、来店された当日は「内見ができない」ことが予想されます。
(3)内見予約はいつまでがベスト?
繁忙期における「内見予約」「訪問予約」に関して、平日の場合は「2~3日まで」土休日の場合は「1週間前」までに、電話もしくはメールにて予約されると、担当者の都合が合えば、その時間帯で対応してくれます。前日予約は、場合によって「予約で一杯になっている可能性があり得ます」ので、あまりおススメできません。
3.なかなか良い部屋が見つからない時には?
お部屋探しをする時には、事前に「大手賃貸サイトを活用」して、物件検索されるのが一般的ですが、ただ希望条件に合った部屋をサイト内で見ても、気に入った物件を見つけることができない方もいるはずです。
もしお部屋探しにおいて、少しでも悩みを抱えてしまった場合においては、仲介会社を利用する手はありません。事前予約をした上で来店し「これだけは絶対に譲歩することができない条件」を伝えてもらうことによって、未公開物件も含めたお部屋を紹介してくれます。
一見すると「無理なお願い」をしているので、別途料金が発生するのではといった懸念が生まれてしまいますが、契約が成立しない限り、何回お部屋見学/相談をしたとしても、無料で対応してくれますので、これを使わない手はありません。
4.繁忙期におけるお部屋探しのおススメ
1月~3月までは、多くの方がお部屋探しをされていることから、内見予約をしようと仲介会社に連絡をしようと思った時、タッチの差で「入居申込」が入ってしまい、お部屋見学ができないこともあり得ます。
繁忙期において、少しでもオトクになるお部屋探しの方法について、ご紹介させてもらいます。
(1)この部屋にぜひ住みたいと思った時
賃貸サイト上において「直感で、この部屋に住みたいと思った」時には、早く行動に移さないと、入居申込が入ってしまう可能性があり得ますので、もしこのような気持ちになった場合においては、先行申込をされることをおススメします。
先行申込とは、見学する前に「先に入居申込を行う」方法で、入居申込を行った時点で、賃貸サイト上に掲載されてある情報は、一旦停止となるため、他の方に部屋を取られてしまうという懸念はなくなります。
先行申込は「あくまでも入居申込をしただけ」となりますので、契約が成立する前ならば「いつでもキャンセル対応」は可能となりますが、ただし先行申込は「1件のみ」で、さらにほかの方が「先行契約」をしてしまうと、その部屋は完全に契約されたことになるため、100%入居できるという保証はありません。
(2)新築物件に入居したいと考えている場合
新築物件に入居したいと考えている方は、意外に結構多くいます。
実は、建物完成前から「募集自体は行っている」のですが、お部屋が完成する前に「全室満室」となっていることは、決して珍しい事ではありません。
新築物件に入居したい方は、お部屋見学をする前に「先に契約を済ませる」ことが多いため、もし新築物件に入居したいのであれば、先行契約することによって、100%入居することができます。ただし、先行契約が成立と同時に「お部屋のキャンセルは一切不可」となりますので、その点は十分注意が必要です。
(3)家賃は抑えたいけれど、おしゃれな部屋に住みたい
これは主にファミリータイプ物件を探されている方に多いのですが、「おしゃれな部屋に住みたいけれど、家賃は抑えたい」と考えている方が、結構多くいます。
一般的に、おしゃれな部屋というと「新築や築年数が浅い」物件を連想してしまうものですが、ただ近年においては「新築物件と殆ど変わりがない『リノベーション物件』」を提供する物件が多くなってきました。
リノベーション物件は、築年数こそ経過していますが、室内は「新築と殆ど変わらないぐらい」おしゃれになっていて、さらに家賃の面においても、新築より安い設定となってるため、毎月のランニングコストは抑えたいけれど、デザイン性が優れた部屋に住みたい方にとっては、理想的な部屋と言っても過言ではありません。
5.まとめ
1月~3月の時期は、多くの方が「お部屋探し」をされることもあるので、内見などをする時には「事前予約」をしないと、内見などを行うことができない可能性が高くなります。
また繁忙期は「仲介会社にとっても書き入れ時」ということもあるので、交渉が入った際「お客様の条件」を100%受け入れることが難しくなります。ただ入居時期を繁忙期以外にずらすことができれば、少し無理なお願いをしたとしても、オーナーさんがOKを出してくれる可能性が出やすくなるので、もし入居時期を4月以降でも大丈夫な方は、入居時期をずらすというのも、ひとつの方法です。
Comments