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2LDK賃貸でエアコン1台は当たり前なの?

更新日:2022年10月17日


賃貸物件には、原則としてエアコンが設備として設置されていますが、ただ1LDK以上になってくると、1台は必ずついているものの、2台目以降になってくると「物件によって対応が異なる」ことがあります。


基本的に「築年数が10年未満」の物件では、2台目も設備として設置されていますが、築年数が一定以上経過している物件に関しては、2台目以降は設置されていない方が多いのが現状です。


地球温暖化の影響によって、近年では全国的に「熱帯夜」になる可能性が高く、また冬場においても、コスト削減からエアコン暖房を使用される方が多いと思いますが、では賃貸でエアコン1台だけ生活することは成り立つのでしょうか?


 

目 次

 


1.南側洋室の場合は、夏場は厳しい

南側洋室の場合は、夏場は厳しい

南側にあるお部屋は、冬場は心地よい日差しが室内に入ってくるので、日中の時間帯ならば「過ごしやすい」環境と言えますが、ただ夏場は180度違い「日の出から容赦ない日差しが室内」にはいってきます。


また、近年では夜になっても「気温が下がりにくく」さらに湿気も高い状態が続いていることから、エアコンなしでの生活は「熱中症になるリスク」を高めてしまい、扇風機だけ就寝されるのは、大変危険です。


南側洋室にエアコンがついてなく、主寝室として活用される場合においては、コストはかかってしまいますが、エアコンがあったほうが絶対的にいいと思います。



2.北側洋室ならば、何とか我慢ができる

北側洋室ならば、何とか我慢ができる

主寝室が北側にある場合、南側洋室と比べると、風の通り道(入口)となることから、夏場であっても、涼しい風が入りやすくなります。


ただ1階のお部屋において「窓を開けっ放しによる就寝」は、防犯所の観点から「あまりおススメ」することができないので、1階にご入居される方においては、エアコンを最低でも1台つけた上で、就寝されることをおススメします。


なお、2階以上の上階の場合ならば、1階の部屋と比べると「防犯リスクを抑えることができる」ので、窓開けっ放しによる就寝も(個人差はありますが)可能となってきます。なお北側部屋は、冬は南側以上に冷え込んでしまいますが、暖房器具の使用によって、寒さを軽減することは可能であることから、エアコンがなくても十分に対応可能となります。



3.エアコン増設は交渉次第

エアコン増設は交渉次第

もし1LDK以上の賃貸に入居される場合において、エアコンが1台しか設置されていない場合、交渉次第によってではありますが、オーナーさんの方で増設してもらえる可能性があり得ます。


ただ、増設してもらえるかどうかに関しては、交渉のタイミングが非常に重要となりますので、その点を予め抑えておかなくてはなりません。


交渉のタイミングとは、お部屋見学時もしくは、入居申込をする前。


賃貸物件を所有しているオーナーさんは、「見学申込」が入ると「入居してほしい」という考えが先行してしまうので、お客様からの交渉条件に対して「できる部分」においては、比較的OKを出してくれる可能性が高くなります。


ですので、お部屋見学時/入居申込をする前に「エアコン増設してくれるならば、入居申込をしたい」と、担当者に伝えてもらうことで、状況次第にはなりますが、オーナーさんの方でエアコン1台を増設してもらえる可能性がでてきます。


なお、1点注意が必要なのは、お客様の方で「エアコン増設をお願いして、オーナーさんがOKを出した時点で、オーナーさんはエアコンをつければ契約してくれるといった「諾成契約」が成立した」と見做すことが予想されます。

もしお客様の方で「賃貸借契約成立前」に「キャンセルの申し出」をしてしまうと、オーナーさんによっては「諾成契約が成立しているのではないか!」といったトラブルに発展することが予想されるので、エアコン増設をお願いする時には「契約をするという前提」で、交渉されることをおススメします。

 

諾成契約は、あくまでも「当事者の合意の意思表示のみで成立する契約」のことですが、ただ後日「(契約すると)言った・言わない」等のトラブルが発生することが予想されるので、賃貸業界では「賃貸借契約が成立するまで」は、キャンセル対応してくれるのが一般的。

ただ、今回のケースでは「エアコンを取付けたら入居する」と明らかに具体的な入居条件を主張し、オーナーさんがOKを出したことによって、具体的な形として諾成契約をしたものと言えることから、トラブルになる可能性が高くなります。

 

4.まとめ

賃貸の間取りが1LDK以上の場合で、エアコンがリビングにしかない場合、寝室となる洋室にエアコンがないと、特に夏場は熟睡することができないばかりではなく、熱中症になる可能性が高くなるので、エアコンなしでの生活はおそらく難しいのではというのが、正直な気持ちです。


ただ、エアコンが1台しかない場合において、お客様の方で新規エアコンを準備するのは大変と考えている方は、お部屋見学時において「洋室にエアコン1台取付けてもらえませんか?」とオーナーさんにお願いしてみてはいかがですか?


もしOKならばラッキーとなりますし、仮にNGを出してしまった場合においては、入居後オーナーさんに事前許可をもらった上で、エアコンを取付ければ「退去時におけるエアコン跡の部分の原状回復」は借主責任にはなりません。


なお、エアコンをお客様の方で「取り付けた場合」において、退去時に「エアコンを置ていく」ことについて、オーナーさんの許可が出ない限りは「撤去」していただく事になります。またエアコンを置いていくことをOKが出た場合において、オーナーさんにエアコンを買い取ってもらいたいとお願いしても、賃貸借契約上「不可能」となっているため、その点は注意が必要です。


 

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