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賃貸同棲する時、契約名義はどっちがいい?

執筆者の写真: mosada-hina-1122mosada-hina-1122

更新日:1月8日


これから賃貸で二人暮らしをする時、一番悩む問題としては「契約名義」をどちらかにしたほうがいいか?という問題。



一般的には「1物件につき1契約者」となっているものの、仲介(管理会社)によっては「連名契約(共同名義)」もOKにしているところもあるので、収入的に審査が通りにくいと感じた場合には、連名契約にしたほうがいいのではと、思う方もいるはずです。



ただ現実的には連名契約を認めていない仲介(管理)会社が多いのが現実となっています。



本投稿は、賃貸同棲をする時、契約名義はどちらがいいのか、またどうして仲介会社は連名契約に消極的なのかについて、お伝えいたします。


 

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1.名義はどちらでもOK


名義はどちらでもOK

結論から先に言いますと、賃貸名義は「どちらでも大丈夫」であり、仮に女性が賃貸主契約者になcったとしても、入居審査に不利になることはありません。



賃貸審査において一番重要視されるのは「契約人が家賃支払い能力」がしっかりとあるのかという部分であり、これさえクリアできれば、契約人がどちらかであっても問題にはなりません。



これは当物件で実際にあった事例なのですが、別の管理会社物件で「一人暮らしされていた女性」が、同棲を開始すべく賃貸物件を探していて、たまたま当物件に入居されました。



同じ管理会社物件を住替えすると、仲介手数料が無料となるサービスがあったため、契約者を女性にして、男性側を同居人にしました。



ただ実際のところ同棲を開始する場合は「男性側」を主契約者にすることが多いです。


 

▶同棲契約する場合、男性側にしたほうがいい理由については、過去記事をご覧下さい。


 



2.入居審査を通りやすくするためには?


入居審査を通りやすくするためには?

賃貸業界的に同棲を開始しようと考えているカップルに対して、入居審査を厳し目に行うことが多いです。厳しくなる理由は法的な関係性が薄いからです。同じ同棲であっても…



  • 婚約済み

  • 結婚している



場合法的な関係性が強くなるため、仮に何かトラブルがあったとしても大丈夫だろうと、管理会社/オーナーさんは認識します。



一方二人の関係性がカップルの場合で、万が一入居中に家賃トラブルなどが発生した時、しっかりと対応してくれるのか心配するオーナーさんは現実にはいます。



そのため、もしこれから同棲を開始しようと考えている方は、内見時or入居申込時「将来を見据えた同棲をする」と伝えてもらうと、オーナーさんも安心して貸すことができると判断し、入居許可が出やすくなります。



 

▶賃貸同棲の入居審査を通りやすくする方法については、過去記事をご覧下さい。


 


3.連名契約が難しい理由


連名契約が難しい理由

仲介(管理)会社によって、賃貸名義を複数人にすることを可能にしているところもありますが、連名契約は難しいと判断するケースもあります。



連名契約で契約した場合…



  • 入居審査が通りやすくなる

  • 別れてしまった場合でも、契約上のトラブルになりにくい

  • 住宅手当を受けられる



といったメリットがあります。



ただ連名契約で契約した場合、恐らく家賃などの生活費は「折半」して支払っていることが予想されるため、どちらかが「契約解除して退去」した場合、家賃や共益費などをしっかりと支払えるかどうか、仲介会社/管理会社/オーナーさんは懐疑的に思っしまいます。





契約者が一人の場合、入居審査時「家賃支払い能力がある」と判断しているため、同棲が解消となり、同居人が退去したとしても、管理会社などは「滞納リスクは少ない」と判断するため、連名契約より入居審査が通りやすくなります。


 

▶賃貸で同棲する際、気をつけるべき部分については、過去記事をご覧下さい。


 


4.現在の部屋で同棲を開始する場合


現在の部屋で同棲を開始する場合

現在どちらかが賃貸暮らし(二人入居可能物件)をしていて、その部屋で同棲を開始しようと考えた際、必ず管理会社に「同居人追加」の手続きを行ってください。



同居人追加の手続きを行わないと、万が一過失によって設備故障などを起こしてしまった際、同居人になっていれば家財保険の保険対象になる可能性がありますが、同居人ではない方が設備破損などを起こすと全額自己負担&一括支払いで対応しなければならなくなります。



そのため管理会社では管理上のリスクを減らすため、同居する方には必ず手続きを行ってもらいたいと考えています。


 

▶同居人追加に関しては、過去記事をご覧下さい。


 


5.まとめ



今回は、同棲を開始する際における「名義」について、お伝えいたしました。賃貸名義に関しては、男性側/女性側どちららでもよく、またどちらであっても入居審査に不利になるようなことはありません。



ただ上述の通り「ただ同棲をしたい」という理由で入居申込すると、オーナーさんによっては「信用することができない」と判断され、入居許可が下りない可能性があります。



同棲を行う際には、将来(結婚)に向けた準備のために入居したいと、シッカリと伝えることが重要となります。




 

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