こんにちは!
甲府市大里町で「家族団らん型賃貸アパート」を経営しております、グレイスロイヤル・オーナーの長田 穣です。いつもブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。
山梨県の賃貸市場は、全国と比べると「空家率」が全国ワースト1を記録するほど、空室が目立っています。この空き家率は、賃貸物件の空き室以外(例えば別荘、戸建て賃貸など)も含まれているので、一概にいうことはできませんが、今後山梨県をはじめ地方都市は年々人口が減少傾向が続きますので、賃貸物件の空き室はもっと増加するものと思われますが、実は山梨県では、古い物件を取り壊して新しく賃貸物件を建てる以上に、更地の場所に賃貸物件を建てるケースが異常に多くなってきています。
新しい賃貸物件(ファミリータイプ)の場合、家賃が少々高めにもかかわらず、お客様の反応はものすごく早く、エリアによっては1カ月もたたないうちに全室成約=満室となるケースも珍しくはありません。
新築物件を施工する際、その時代に一番人気がある「設備」を導入しています。特に注目すべき設備が、対面キッチン。
対面キッチンは、家族の様子を見ながら料理ができるので、若い世代には人気のキッチンですが、実は賃貸物件において「対面キッチン」があるからという理由で、物件探しをすることは大いに間違っています。
というより、デメリットの方が大きいです!
このことは、実は仲介担当者もわかっていますが、対面キッチンがあまりにも人気設備であるが故、デメリットの部分をしっかりとお伝えしていません。
では、どうして対面キッチンがあるというだけで、部屋を決めることがデメリットになるのか?
それは、対面キッチンが持つ大きさ。
下の図をご覧ください。
対面キッチンがあるお部屋の場合、キッチンだけで約4帖程のスペースが確保してあります。もちろん物件ごとでキッチン全体のスペースは違いますので、必ず4帖というわけでもありませんが、仮に4帖程のキッチンスペースがあった場合、ダイニングとリビングの大きさは、少なくなってしまいますよね!
上図のケースでみると10.5帖のLDKがあるものの、キッチンスペースを差し引いたリビング・ダイニングの実質的な広さは、およそ6.5帖となり、洋室とほぼ同じぐらいの広さしか残りません。
6.5帖程のところに「ダイニングテーブル」「ソファー」「テレビ」を置くわけですので、結果的にどういうことになるかというと、圧迫感を感じられるようなお部屋になってしまいます。
本来リビングルームは「心を寛がせる」場所のはずです。
しかし、近年施工された賃貸物件では、人気の設備(対面キッチン)を導入するあまり、リビング・ダイニングを犠牲にしがちとなっています。
賃貸物件は、限られたスペースに設備を導入しなければならないので、どうしてもお部屋が狭くなりがちにはなりますが、リビング・ダイニングの広さを確保することは、気持ちにも余裕が出て、仕事や家事等への活力にも繋がると考えています。
グレイスロイヤルでは来月1部屋、ナチュラルテイストにリノベーションする予定ですが、こちらのお部屋は壁付けキッチンではありますが、遮るものがないので、リビング・ダイニングを最大限活用することができます。
リビング・ダイニングが広いと、好みのデザイン・サイズの家具を選びやすいというメリットもあります。
また、対面キッチンを選ぶと、調理の際に発生するニオイが、リビング内に広まってしまいますので、家具や壁にしみついてしまう恐れがありますので、換気を徹底的にしなければなりませんが、来月リノベーション工事をするお部屋のリビングには、消臭効果が期待できる「漆喰」を施工するので、調理のニオイが発生しても、漆喰が吸収してくれるので「なかったことに」してくれます。
来月から工事を行う予定のお部屋の募集条件については、まだ確定はしていませんが、新築物件よりもリーズナブルなお家賃であることは自信を持って言えますし、また初期費用の面においても、おそらく他社仲介会社がいままで行わないようなサービスをする予定です。
リビング・ダイニングが狭い新築物件に住むか?
リビング・ダイニングを有効的に活用できる、ナチュラルテイストのグレイスロイヤルのお部屋に住むか?
皆さんならどちらを選びますか?
今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。
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