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賃貸の初期費用や家賃が明らかに安い物件は、要注意。


賃貸物件に入居する時、家賃や初期費用は「可能な限り」安いほうがいいに決まっていますよね。また現在では、大手管理会社が管理している物件はもちろんのこと、街の不動産屋さんが管理している物件においても、入居時に「家賃保証会社」に保証料を支払わないといけないルールになっていることから、初期票は昔と比べると高くなってきています。


一部の賃貸物件ではありますが、入居の際に支払う「初期費用」の内


・敷金

・礼金

・仲介手数料

・更新料

・家賃保証会社の初回保証料

・カギ交換料(通常の物件ではオプション扱い)


が無料になるところがあります。


お部屋を探している方にとって、上記初期費用が無料になれば、契約時に支払う初期費用の合計が5万円を切ることも夢ではないことから、家賃を抑えたい方や初期費用を抑えたい方にとっては魅力的に映ります。



ただし、初期費用があまりにも安すぎる物件には、必ず「ウラ」があるのはつきものです。


①入居審査が甘すぎる

家賃保証会社による審査は、過去5年間の内に「家賃滞納を繰り返していた」「強制退去処分になった」「収入的に家賃を支払える能力がなさすぎる」方などは、入居審査の段階で落としますが、家賃保証会社を利用しない場合、過去の履歴がわからないので、当然ながら入居審査は簡単な手続き程度で終わってしまうことから、入居者の質に問題が発生するケースが多くなります。つまり入居後にトラブルに巻き込まれる可能性が高くなります。



②24時間管理サポートがない

一部の賃貸物件においては、24時間管理サポート(管理会社の営業時間外に発生した室内の設備トラブルに対する相談窓口)は有料となっている所もありますが、初期費用や家賃が安い物件においては、当然ながらコストカットの為「24時間管理サポート」は初めからついていません。もし土休日や平日の深夜帯に「設備トラブル」が発生した場合には、原則としてご自身で対応しなければなりません。


③短期解約違約金が高すぎる

短期解約違約金が設定されている場合、おおよそ1年未満で退去した場合「家賃1か月」の違約金設定となっている所が多いのですが、初期費用や家賃が安い物件においては、早期退去してしまうと、管理会社にとってはマイナスでしかありませんので、違約金設定期間が通常の倍の2年までとなっていて、違約金設定も家賃2~3か月と高めになっています。



初期費用や家賃が安すぎる物件においては「長期入居して頂く」ことを考えていることから、早期解約される方にとっては、住みづらいと思われます。

また家賃が安すぎたり、入居審査が甘い物件は、入居しやすいことが言えますが、裏を返せばそれ相応の方も入居しやすくなりますので、ある意味においては覚悟が必要なのかもしれません。

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