GRACE LOYAL ELEGANT ROOM

2020年12月28日5 分

失敗しないお部屋探し。ここだけは気を付けて。

これからお部屋探しをされる方も多いと思います。

お部屋探しをされる時、SUUMOなどの「不動産賃貸物件検索ポータルサイト」を活用される方が殆どですが、賃貸系ポータルサイトの情報をうのみにしたお部屋探しは、正直言っておススメできません。

というのも、賃貸系ポータルサイトには基本的な情報のみにしか掲載されてなく、どのような部屋なのかについては実物の部屋を見るかオンライン上の部屋を見るしかありません。

ただ正直な所、悪い情報に関しては、仲介担当者もあまり言わないのが本音。

そこで今日のブログでは、失敗しないお部屋探しという話題で、最低限気を付けなければならないお部屋探しのポイントについてお話しします。


目 次

1.共益費ゼロ物件は、共益費が家賃に上乗せされている場合がある。

2.インターネット無料物件について、必ずしも快適なネット環境とは言えない。

3.敷金ゼロ物件の一部には家賃が高いケースがある

4.室内防音性については、構造以上に入居者の質を確認する

5.まとめ


1.共益費ゼロ物件は、共益費が家賃に上乗せされている場合がある。

毎月管理会社に支払う家賃についてですが、家賃以外にも共益費(管理費ともいわれています)や駐車場代などの諸費用が含まれています。共益費は物件に備えづけられている共用電気の電気料や、物件清掃費用をご入居者様の方で負担して頂く費用ですが、一般的に家賃の5%の費用が発生すると言われています。

山梨県の賃貸物件では、共益費はおおむね3000円前後を設定している所が殆どですが、ただ一部の物件は「共益費が無料」という物件もあります。

共益費が無料になれば、その分の費用を家計に回すことができるので、お客様にとってはメリットが大きくなりますが、ただこれは管理会社などが考えたトリック。

実は共益費が無料物件の殆どは、家賃に共益費分を上乗せしている場合が多いです。

つまりこれは共益費を事実上支払っているようなもので、この様な物件はたいがいは物件清掃や電気交換などを積極的に行わない場合が多く、また修繕に対しても消極的な態度をとることが多いので、共益費無料物件に入居する際には、注意が必要です。

2.インターネット無料物件について、必ずしも快適なネット環境とは言えない。

今では賃貸物件のインターネット無料は当たり前の時代。

インターネットが無料になると、ネット接続費用+毎月の使用料が発生しないので、家計にとっては魅力的に思えますが、ただその代償としてインターネット使用料は実は家賃や共益費に上乗せされているケースが殆ど。またインターネット環境としても、夜の時間帯に皆さんが一斉に動画を見てしまうと、回線が重くなってしまう可能性が高くなり、セキュリティーの部分においても、リスクを背負う可能性も高くなります。

3.敷金ゼロ物件の一部には家賃が高いケースがある

賃貸物件に入居される際、初期費用を支払わなければなりませんが、多くのお客様は初期費用はできる限り抑えたいと考えている方が殆ど。

そこで、管理会社では初期費用の負担軽減を可能にするために、築年数がある程度経過した物件では、敷金や礼金を無料にしている所が多いです。

敷金や礼金が無料になれば、初期費用の軽減にもつながりますので、お客様にとってはメリットの方が大きいですよね。

ただ一部の物件においては、敷金や礼金などを無料にする代わりに、家賃を値上げしている物件があります。このような物件の多くは、退去リフォームをあまり積極的に行わない所が多いので、もし家賃の割には部屋のクオリティーがいまいちと感じた場合には、これに該当している場合があるので、注意が必要です。


グレイスロイヤルでは、敷金・礼金・仲介手数料を完全に無料化としていますが、当物件でお客様の初期費用の負担をできる限り抑えたいという願いから、仲介会社にお願いをして、敷金・礼金・仲介手数長を無料にしています。また当物件のお部屋は原則リノベーションをしていますので、築年数の割には家賃が高いと思われると思いますが、しっかりとしたリノベーションを行っているので、適正家賃であると考えております。


4.室内防音性については、構造以上に入居者の質を確認する

賃貸物件におけるクレーム件数のワースト1位は、生活音が原因による騒音。

生活音とは、生活をする上で発生してしまう音のことを指し、代表的な音は「足音」「話し声」等があります。

一般的に築年数が経過している物件は「生活音が丸聞こえ」で、新築物件や築年数が浅い物件は「生活音が聞こえない」物件が多いと言われていますが、これは都市伝説にすぎません。

生活音が響きにくいと言われている「鉄筋コンクリート」で建てられた物件であったとしても(新築)、入居者のモラルが守られていなければ、生活音は階下や両隣に響いてしまいます。

確かに最近の賃貸物件は「生活音が響きにくい」ような部屋を作って入るものの、全ての音をゼロにすることはできず、新築物件に入居したとしても、モラルが守られていなければ生活音問題は発生してしまいます。

入居後、生活音トラブルに巻き込まれないようにするためには、どのような部屋を選べばいいのでしょうか?

それは、入居者の質がいい物件=クレーム件数が少ない物件を選ぶべき。

入居者の質が良ければ、マナーをしっかりと守ってくれるので、そもそもトラブルになる可能性は少なくなります。またしっかりとした管理をしている物件ならば、たとえ生活音トラブルが発生したとしても、管理会社の担当者がすぐに対応してくれるので、トラブルが長続きするようなこともありません。

5.まとめ

最近では賃貸系ポータルサイトの普及により、お部屋探しに充てる時間も短縮できるようになり、今後は契約そのものも「オンライン化」になれば、お部屋探し~契約までの時間はさらに短くなります。

ただたとえオンライン化がさらに普及されたとしても、お部屋の雰囲気や評判などに関しては、実際にご自身の目で確認しなければわからない場合があります。

契約をした時点で、もう後戻りをすることはできませんし、たとえその部屋が嫌いになって解約をしたいと思っていても、敷金以外の初期費用は返金されない=解約扱いになるので、お部屋探しは仲介会社の担当者に意見を聞くのも、ひとつの手段かも知れませんね。

今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。

#部屋探し #初期費用

    30
    0