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リノベーション部屋に暮らしてみて

少子高齢化の影響により、近年では賃貸物件の空室が社会問題化となっています。
特に競争力が低下している「築年数が経過した古い物件」は、より空室が問題となっていることから、管理会社では築20年以上経過した物件を中心に、室内の設備や内装を一新させたリノベーションを行う物件が増えていて、少しでも空室を減らそうとしています。

ただ、ここで問題となるのが、リノベーション賃貸に入居されたお客様が、入居後快適に暮らすことができているかどうか?

築年数が経過した物件は、新築物件と比べて特に「居住性」(室内の断熱性・湿気など)で困る方が多いとのことですが、殆どのリノベーション賃貸ではこの部分に対して、対策を講じていないのが現実ですが、当物件で行っているリノベーションでは、質内の居住性の改善のため、自然素材の漆喰を導入することにより、断熱性や湿気の部分をできる限り解消させることができたと考えていますが、では実際に漆喰を用いた部屋にご入居されているお客様は、本当に快適に過ごされているかどうか、気になるところ。

そこで、今回ご入居者様全面協力の元、ご入居後の生活についてお話を伺ってきました。詳細については、別サイトに掲載していますのでそちらをご覧ください。

漆喰を使用した部屋で、驚いたこととは?

リノベーション後のお客様のお部屋(LDK)

ご入居者様の感想:

​一番驚いたのは、夏の時期です。

会社に出勤する時、当然ですが「窓は閉めっぱなし」で出かけるので、部屋に帰ってきたときは当然「蒸し暑い」状態になっていると思っていたのですが、漆喰を使用されているこちらの部屋に関しては、蒸し暑さはあまり感じられず、何より一番驚いたのは、夜寝る時エアコンの設定温度を低くしなくても、快適に寝ることができる点。

この点について、オーナーさんから「漆喰には調湿効果があり、夏は吸湿/冬は放湿してくれる」と説明を受けたのですが、まさにその言葉通りで、前住んでいた物件では、エアコンの設定温度を低くしなければ、寝ること自体が難しかったのが、こちらの部屋ではエアコンにそれほど依存しなくても、快適に寝ることができ、エアコンの設定温度を低くしなくてもよくなったことから、夏場の電気料金が以前住んでいた部屋と比べると、月2000円程度安くなっていたので、家計にとっては優しい部屋に!

​冬の季節は、加湿器を使用しなければならないほど、室内が乾燥しているなといった印象はなく、また風邪などは引かなかったのでとても助かりました。

オーナーより:

山梨県は全国有数の猛暑エリア。

梅雨明け~9月末ごろまでは、連日気温が35度以上を超える猛暑日が連日続き、近年では地球温暖化の影響からか、山梨県においても最低気温が25度を下回らない「熱帯夜」が多くなってきたことから、昼夜関係なくエアコンを使用しなければ生活すること自体が難しくなります。

通常のお部屋では、湿気対策を講じていないことから、ジメジメ感を解消させるために、エアコンの設定温度を低くする傾向となるので、消費電力が上がり、電気代が高くなってしまいますが、漆喰を用いることにより、室内にある余分な湿気を吸湿してくれることから、ジメジメ感はあまり感じられないので、エアコンの設定温度を低くしなくても快適に過ごすことができます。

​電気代が節約出来れば、家計にとってもプラスになるので、とてもラッキーですよね!

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