こんにちは。
最近施工された新築物件(ファミリータイプ:1LDK以上)には、和室部屋は殆ど設置されていないと言っても過言ではありません。
昔の賃貸物件には、和室部屋は必ずと言ってもいいほど設置されていましたが…
●ライフスタイルの変化:
自宅そのものに和室部屋がないことから、和室に触れ合わないので必要性を感じない。
●退去費用が必然的にかかる:
どんなにきれいに使用していても(使わなくても)退去時に畳の表替え/襖交換代が発生
このようなことにより、2000年代以降に施工された物件では、和室部屋を設けない物件が増えてきて、いまでは和室部屋を設ける賃貸物件は「時代遅れ」「古さを加速させる」ようなイメージを持たれてしまいました。
しかし…これらはあくまでも偏見。
実は賃貸物件において、和室部屋はトラブルやストレスから守ってもらえる設備であることを理解されていない方が圧倒的に多いです。
もし和室部屋の良さがわかれば、あえて和室部屋が設置されている賃貸もいいなと思えるはず。そこで今日のブログは、和室部屋があることによって得られるメリットについて、お話ししたいと思います。
メリット①:来客時、客間として使用できる。
アパートにお友達やご両親が遊びに来ることは、もちろんあると思いますが、中には泊まられる可能性もありますよね?
フローリングの上に布団を敷く場合、布団が動く場合がありますし、冬の季節はフローリングから冷気がふとんに伝わりますので、底冷えしてしまいます。
一方、畳の上に布団を敷けば、ずれ動いてしまう可能性はありませんし、底冷えしてをしてしまうといった心配はなく、相手に失礼になるようなことはありません。
メリット②:ゴロゴロできる。
最近まで「外出自粛」が続いていて、休日でも自宅にいることが多くなっていましたが、自宅にいる時間が長くなってしまうと、ストレスが溜まってしまいついゴロゴロしたくなりますよね?
畳なら、速攻でゴロゴロすることができますし、これからの時期は畳の上で昼寝をするのがとても気持ちい時期。一方フローリングの場合、上にカーペットなどを置かなけば、ゴロゴロすることはできませんので、やっぱり和室部屋があったほうが得。
メリット③:実は掃除が楽
畳のイメージと聞くと、ダニが多くいそうと心配される人が非常に多いのですが、毎日掃除をしっかりしていれば、ダニを心配することはありません。
ダニは「温度:20~30度・湿度60~80%の高温多湿」の条件が合えばどこでも発生してしまうので、和室以外でも発生することは十分考えられます。畳=ダニを心配されるのであれば、掃除をしっかり行えばダニをそれほど警戒しなくても大丈夫だと考えてますが…
ここまで簡単に、和室部屋のメリットについてお話させていただきました。
当物件は、築27年の物件ということもあり、基本的に各お部屋には和室部屋はあります。
しかし、空き部屋をリノベーションをする際には、畳をあまり知らない方であっても、殆どの方が受け入れてくれるような、おしゃれな和室部屋に生まれ変わります。
当物件では、和室離れが加速している時代ではありますが、あえて和室部屋を残してお部屋を募集しています。
和室部屋を経験される方の意見として、最も多いのは「畳がおしゃれではない」こと。
それなら、畳をおしゃれなものに交換をすればいいことになりますよね!
当物件が目を付けたのは、琉球畳と呼ばれる「縁」がない畳。
こちらの畳のメリットは「畳の置き方」を変えることにより、市松模様を楽しめるので、和室空間が「和モダン」になり、おしゃれになります。
また通常の畳と比べて「ダニ」の発生を抑えてくれるのも、琉球畳のメリット。
ですので、掃除をしっかり行っていただければ、小さなお子さんがいるご家庭でも安心してお使いいただく事ができます。
また賃貸の部屋にベビーベッドを置くと、お部屋が圧迫してしまいがちになりますが、和室部屋があれば、畳の上に布団などを敷けば、ベビーベッドの代用としてお使いいただく事もできます。
賃貸と言ったら、生活音が原因により騒音がどうしても気になる所。
ご安心ください。
畳には「クッション機能」があることから、フローリングと比べて音を吸収してくれる効果が期待できます。つまり、生活音対策として和室部屋は実はとても有効的。
お子さんが大きくなると、どうしてもお部屋を走り回ってしまいがちですが、お子さんの遊び場を和室部屋に限定することにより、トラブルを未然に回避する可能性が高くなります。
最後に、和室部屋がある賃貸物件では、たとえきれいに使用していたとしても、退去時には畳の表替えと襖交換費用が必然的に発生してしまいますが…
当物件で使用している琉球畳は、日焼けがしにくい性質を持っているので、基本的に表替えをする必要がないことから、お客様が故意に破損しない限り、退去費用は0円となります。また襖に関しても、リノベーションを機に「ドアタイプ」に交換をしますので、通常使用であるならば、こちらに関しても退去費用が発生することはありません。
お部屋探しの際、参考にしていただければ幸いです。
今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。
#和室部屋 #退去費用 #おしゃれ
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