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2021年6月5日4 分

賃貸のフリーレントとは何?メリットとデメリットを教えて!

賃貸物件の検索画面上によく出てくる言葉の中に「フリーレント」がありますが、フリーレントって「もともとどのような意味」なのか、イマイチ理解されないまま契約されている方も多のではないでしょうか?

フリーレントがついている物件は、正直な所「お部屋を探されている方」にとってはメリットが大きい反面、短期間で住替え予定の方にとっては「デメリット」となってしまいます。

そこで今日のブログは、賃貸サイトでよく出てくる「フリーレント」について、またフリーレント物件のメリットとデメリットについてお話していきたいと思います。

1.フリーレントとは何?

フリーレントとは、一定期間「家賃部分」のみが無料となるもの。

賃貸物件に契約する前に、敷金や礼金といった「初期費用」を先に仲介会社に支払いを行いますが、初期費用の中には「契約日から当月末まで」と「翌月分」の家賃2か月分を先に支払うことになっています。

フリーレントがついていることによって、翌月分=前家賃の家賃部分が「無料」になるので、初期費用を抑えることができます。

フリーレントはあくまでも「家賃のみ」に適用され、共益費や駐車場代、町内会費などといった諸費用は対象外となりますので、この点は注意が必要です。またフリーレント物件は主に「築年数が経過」している物件に設定されている場合が多く、逆に築年数が浅い物件や新築物には、設定されていないケースが多いです。

2.フリーレント物件はこのような人におススメ

フリーレントが設定されている物件は、前家賃と相殺されるので「初期費用をとにかく抑えたい」方にとっては、魅力的な物件といえます。

ただフリーレントは「築年数が経過している」物件に多く設定されているので、築年数が浅い物件に入居したい方には、ハードルが高いかもしれません。

最近では、築年数が経過した物件の一部で「リノベーション」をしている所もありますので、おしゃれな物件に住みたいけれど、初期費用を抑えたい方は、リノベーション物件でフリーレントが設定されている所を探してみてはいかがですか?

また、フリーレントが設定されていることによって「二重家賃問題」を解消することができます。賃貸物件を住替えされた方にとっては、退去された部屋の家賃+新居での家賃を同時に支払わなければならないので、費用がかさんでしまいますが、フリーレントがついていることによって、新居における一部家賃が無料になるので、二重家賃問題から解放されることから、浮いた費用を違うものに回すことが容易となります。

3.フリーレントの盲点とは?

フリーレントが設定されている物件は、家賃のみではありますが一定期間、家賃の支払いがなくなりますので、お客様にとっては利点がありますが、一方管理会社やオーナーさんにとってはマイナスでしかありません。

ここだけの話、管理会社に管理を委託している物件では、毎月の家賃の中から5%分を管理料としてオーナーさんからもらっているので、フリーレントが設定されてしまうと、管理料が入ってこなくなるので、マイナスでしかありません。当然オーナーさんも、家賃が入金されないことはマイナスでしかありませんよね。

さらに、契約上において「フリーレントに関する特約」が設定されていなければ、極端のことを言えば「フリーレント期間が終了した時点で退去」することもできるので、管理会社やオーナーさんは「早期解約」だけは絶対に避けたいと考えているので、フリーレントが設定されている物件では「賃貸借契約の特約として『短期解約違約金』」を設定しています。

これは、管理会社が定めている期間内において、退去してしまった場合には、退去時に「違約金」を支払わなければならないもの。大手管理会社でフリーレントが設定されている物件においては、「契約日から1年未満で退去した場合、違約金は家賃1か月」としていますが、中には「1年未満で家賃3か月」「2年未満で家賃2か月」としている所もあります。

フリーレント物件の盲点とは、たとえ正当な理由があったとしても、管理会社が定める期間内で退去してしまうと、違約金を必ず支払わなければならないので、この点は注意が必要です。

4.グレイスロイヤルはフリーレント2か月付 

山梨県内の賃貸業界において、フリーレントが設定されている物件では、家賃1か月が一般的ですが、甲府市大里町にあるグレイスロイヤルでは、フリーレントを2か月としているので、初期費用を大幅に抑えることができます。

単純計算で家賃6万円とした場合、当物件に入居して頂くだけで、12万円分節約することができるので、とってもオトク。家賃2か月分の費用があれば、大抵の家具などを揃えることができるので、お得さが半端ないですよね。ただし、当物件でも「契約日から1年未満で退去」された場合には、違約金として家賃1か月分を頂戴いたしますので、この点はご注意ください。

今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。

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