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万が一、トラブルに巻き込まれてしまったら。


こんにちは!


集合住宅(賃貸/マンション)の最大の懸案といったら、騒音問題。

騒音問題に巻き込まれないようにするには、管理が徹底している物件に入居すること

音に関しては「認識」の違いもありますので、ある方は「このぐらいはグレー」であっても違う方にとっては「これは完全にクロ」になってしまう場合は結構あります。


管理会社にとって、クレーム処理を適切にしないと「退去」のきっかけになってしまうので、できる限り迅速に対応をしますが、ただ一番困るのが「当事者様」通しによる話し合い。

お互いに利害関係があるので、当事者様同士で話し合いになると、100%の確率で口論に発展してしまい、最悪の場合事件性にまで発展してしまいます。




では騒音問題を穏便に解決するためには、どのような対応をすればいいのでしょうか?

①まず管理会社に相談をすることです。

管理会社では騒音トラブルをはじめ、様々なクレーム処理にあたっていますので、解決に向けたノウハウを蓄積しています。少しでも騒音問題に関して不安なことがありましたら、まず管理会社の担当者まで直接お話しください。


②管理会社では、お客様からのご相談内容をもとに、通知文を作成します。

この通知文は、ご相談者様が特定できないように、全入居者様に向けた通知文となっています。この時点では当事者様は、「自分ではない」と思っている方が多く、この時点において解決ができるのは一部の物件のみ


③ご相談者様が指摘をされる部屋のご入居者様に、担当者が確認をとる

次の手段として、担当者はご相談者様から指摘をされた部屋の方に連絡を取り、その方の言い分をしっかりとお聞きします。もしご指摘を受けられた方が、生活音に関してある程度のことがお分かりになっていた場合には、担当者はその点について注意をして、その内容をご相談者様に報告をします。この時点で大方の騒音問題は解決をすることができます。



騒音問題は、人によって認識が違うので、当事者様同士による直接的な話し合いは、口論になると先程お伝えをしましたが、管理会社にとって一番やってもらいたくはないことは、管理会社に報告をする前に、全てを調べつくして報告を行うこと。


なぜ管理会社に報告をする前に、事前調べをすることがいけないのか?

管理会社はあくまでも中立性を保つ立場でなければなりません。

全てを調べつくされてしまうと、管理会社の立場というものがなくなってしまい、適正な賃貸管理をすることが困難になってしまいます。


実際にあった事例として「ここは○○だから静かにしろ」と言っているものの、他方では自分達も○○で騒音を出している場合がありますので、やはり騒音問題を含むクレームは、中立の立場をとっている管理会社の担当者に任すのが一番であると思います。



最後に…

鉄筋コンクリート賃貸・マンションは、ほかの構造躯体物件(軽量鉄骨・木造)と比べて、生活音が響きにくいと言われていますが、それはあくまでも都市伝説。

残念ながら、鉄筋コンクリート賃貸でも生活音は響きます。


また統計的に、家賃が安い物件になればなるほど「騒音問題」も含むクレーム件数が増える傾向です。と言っても家賃が高い物件でも、クレームは起こりますが…



お部屋探しの際、参考にしていただければ幸いです。



今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。




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