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賃貸の騒音問題を解決するにはコツがあります。


こんにちは。


賃貸物件のクレーム件数で最も多いのは、ダントツで「騒音」

特にファミリー向け賃貸物件の場合、元気なお子さんがいる家庭が多いので、ついお子さんがお部屋の中を走り回ってしまい、その足音が柱などに伝わってしまい、階下のお部屋に響いて、不快な思いをしてしまう傾向があります。

お子さんがいる家庭では騒音トラブルになる可能性があります

「発言小町」というサイトを見ていたら、たまたまファミリー賃貸物件に入居されている方の投稿があり、最近引越しをされた新しい方のお子さん(姉妹)が、朝から晩までうるさくて困っているとのことで、騒音をなくすためにはどのようにしたらいいのか、切実な感じで投稿されていました。(内容の詳細はこちら→記事を読む


このようなケースは、ファミリー賃貸物件ではよくありがちなことですが、騒音問題に巻き込まれない(100%回避をすることは不可能ですが)ようにするためには、コツがあります。コツさえわかっていれば、トラブルに巻き込まれやすい物件には入居しませんし、また入居後にトラブルに巻き込まれても、早く解決することが可能になります。


今日のブログは、騒音トラブルに巻き込まれない「コツ」についてお話しします。


①賃貸探しの時、不動産賃貸物件ポータルサイトを依存する探し方は、ヤバい

不動産賃貸物件検索ポータルサイトに依存した部屋探しはトラブルの元
現在ではスマホ一つあれば簡単に物件探しができる時代

今の時代は昔と違って、スマートフォン一つあれば、物件検索ができる時代。

特にSUUMOなどといった「不動産賃貸物件検索ポータルサイト」は、希望エリア・家賃・間取り・築年数を入力すれば、該当する物件しか掲載されないので、比較的短時間でお部屋選びができます。


しかし、ここに落とし穴が…

最近のお部屋探しの傾向では、あらかじめ複数の希望物件を絞ったうえで、お部屋見学~ご成約されるのが一般的になっていますが、お客様が選んだ物件の中には、仲介担当者があまりお勧めできないようなお部屋(例えば過去に何度もトラブルが続いている/ごみ置き場が汚すぎ/古すぎてとてもじゃないけれどおススメできない/何度も騒音クレームがある)が含まれている可能性がありますが、基本的お客様の意向(成約)が強ければ、あえてこのような情報を言わない担当者もいるはず。


新築物件以外は、お客様データー(クレーム、修理など)は管理会社の方で把握をしていますので、おおよそではありますが、クレームが出やすい物件は限られていますし、管理会社と仲介会社が同一会社であるならば、苦情データーは全て共有化していますので、担当者はある程度物件のことを把握している場合が多いです。


もし入居後の騒音トラブルが心配な場合、担当者に「クレーム件数が多い物件かどうか」をしっかり確認したうえで判断されるのがベストであると思います。もし曖昧な回答だった場合は、その物件は入居しないほうが得策かもしれません。




②ゴミ出しマナーが守られていない物件はヤバい

賃貸アパートの場合、基本的に「燃えるゴミ」に関しては、敷地内に設置されてある「ごみ置き場」にごみを置くことになりますが、入居マナーをしっかり守れない方は

●収集日以外の日にも平気でごみ出しをする

●ごみの分別をしっかり守れない

●ごみ置き場を汚したまま

このような物件の殆どは「トラブルに巻き込まれる可能性がとても高い」ので、もしお部屋見学時にごみ置き場が汚れているような物件は、トラブルが起こりやすいと判断してかまわないと思います。


③物件が明らかに汚れているような物件はヤバい

最近築年数が経過した物件の一部では、室内を新築同様のお部屋にリノベーションをした所も増えてきていますが、ただ多くの賃貸物件では、明らかに外観や内観が築年数を感じさせるような物件があるのもまた事実。


このような物件は、基本的に設備投資をしない分、家賃が安いのですがただ家賃が安い物件になればなるほど、クレーム件数も右肩上がりになってくるのが「業界内の暗黙の了解」


家賃が安い物件は、ランニングコストを抑えることができる一方で、トラブルに巻き込まれる可能性が高くなるので、注意が必要です。


 

ここまでは入居する前に、確認をすることができる点を取り上げてみましたが、では入居後にトラブルに巻き込まれてしまった場合、どのような対応をとればいいのか?

騒音問題で悩みを抱えていた場合、すぐに行ってもらいたいことは

「管理会社」まで悩みを全て打ち明ける事。


管理会社では騒音問題に関する相談は日常茶飯事で、様々な相談をされていますので、基本的な解決方法を熟知しています。


管理会社ではお客様からご相談を受けた後、全てのお部屋の方に「通知文」を作成・配布して、注意喚起を行い、それでも騒音問題が解決しない場合には、直接騒音を出しているであろう方にお部屋に赴き「お願い」という形で、音に気を付けてもらうようにアドバイスします。


通常の場合は、ここまで行えば騒音問題はほとんど解決します。



ただ、生活音がうるさいと言って「生活音を出している方」のお部屋に直接訪問をしてクレームを言うのだけはやめてください。これを行うとお互いが感情論になってしまい、解決をすることが難しくなる可能性が高くなるからです。最悪ケンカになる可能性もありますので、絶対に当事者同士で解決することだけはやめてください。



入居者トラブルが発生しやすい物件には、ある程度共通点があります。

その共通点がわかっていれば、あえてリスクを冒してまで入居したいと思う方はいませんよね。今回のブログが、少しでもお客様の部屋探しに役立てば幸いです。


今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。


#入居トラブル #騒音 #対策



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