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築年数と防音性に関して

更新日:2022年12月2日


賃貸物件を探されている方の中で、おそらく一番気にされている点があるとすれば、やはり防音性ではないでしょうか?


賃貸物件におけるクレーム問題で、よく問題になるものといえば、生活音が原因と思われる騒音が、ダントツで多いです。


お部屋探し中においては、室内の防音性を確認することはできず、これに関しては「入居」してみないことには、正直判断をすることは難しい問題です。


よく築年数が浅い物件や、鉄筋コンクリート賃貸は「防音性が期待できる」と言われていますが、築年数と防音性は表裏一体なのかというと、そういうことではないというのが、賃貸業界では、暗黙の了解となっています。


 

目 次

1.防音性に優れている鉄筋コンクリート賃貸でも

2.防音性に優れている賃貸は、非現実的

3.管理の質がいい物件は、騒音トラブルになりにくい

4.まとめ

 

1.防音性に優れている鉄筋コンクリート賃貸でも

防音性に優れている鉄筋コンクリート賃貸でも、普通に発生します

賃貸物件における防音性において、最も優れていると言われているのが、鉄筋コンクリート構造の物件。コンクリートを流し込んでいることから「隙間ができにくく」防音性が高いと言われていますので、新築で鉄筋コンクリート賃貸が募集を開始すると、すぐに部屋が埋まってしまうのは、おそらく「鉄筋コンクリート=防音性がいい」といった認識を持たれている方が多いのではと、推測することができます。


ただ、管理会社の担当者からの意見としては、新築・鉄筋コンクリート賃貸であっても、普通に生活音問題は発生しているとのことで、これはほかの構造賃貸(軽量鉄骨・木造)とそれほど変わりはないとのことです。


さらに、分譲マンションの場合は、さらに防音性が優れていると言われているものの、分譲マンションに入居している知人からの話によると、分譲マンションでさえも「生活音問題」は発生しているとのことですので、鉄筋コンクリート賃貸に住めば、生活音問題から解放されるといった情報は、残念ながらデマでしかありません。



2.防音性に優れている賃貸は、非現実的

防音性に優れている賃貸は、非現実的

新築物件を手掛ける大手管理会社などでは、生活音問題を可能な限り解消すべく、生活音が出にくい物件を供給していますが、生活音を100%防ぐようなことは不可能であるので、生活音トラブルに巻き込まれないようにするためには、最低限のマナーは守る必要性があります。