top of page

理想の形が現実に。おしゃれなリノベーション賃貸を探す時の注意点。



来年度(2021年1月~3月)に進学や就職、転職などにより「お部屋探し」をされる方にとって、住みたい賃貸/理想としている賃貸とは、やはり「おしゃれな賃貸」ですよね。


おしゃれな賃貸アパートというと、新築物件や築年数が浅い物件のことを言っているのでは?と考える方が多いのですが…

ただ築年数が浅ければ浅いほど家賃がエリア内でも高めに設定しているので、共働きをされている方や、収入がある程度ある方でないと、入居する事が難しいのですが、おしゃれな賃貸は、実は新築物件ばかりではありません。


築年数は経過しているものの、室内の設備や内装が一新されている「リノベーション賃貸」は、見た目的には「新築」とほとんど変わりはなく、場合によっては新築よりおしゃれな部屋と思う人も少なくはありません。また家賃の部分においても、築年数が古いということもあるので、新築より数万円安いのは当たり前。


山梨県内の賃貸物件においても、近年ではリノベーション賃貸が増えてきていますので、家賃がお手頃のリノベーション賃貸を探すことは容易ではありますが、ただリノベーション賃貸を探す時には、いくつかポイントがあります。このポイントを見逃してしまうと、入居した後後悔してしまう可能性が高くなりますので、リノベーション賃貸に入居したいと考えている方は、ぜひ参考にして下さい。



 

目 次

1.リノベーションには定義づけがない。

2.壁紙の色が強すぎる部屋は注意。

3.1981年以前に建てられた物件は、要確認

4.まとめ

 

1.リノベーションには定義づけがない。


リノベーションにはそもそも定義づけがありません

実は、リノベーションには法的な定義づけがありません。

ですので、多くの賃貸物件で「リノベーション」とうたっている物件は、管理会社などが一方的に判断しているものですので、場合によっては「退去リフォーム程度」しか行ってない物件でも「リノベーション」を謳う所もありうるので、注意をしなければなりません。


一般的に、リフォーム・リノベーション賃貸の境界線は…

リフォーム:一部分のみを交換(壁紙交換、設備交換など)

リノベーション:間取りや内装・設備をすべて新しくしたもの


このような認識をあらかじめ持たれていると、お部屋探しの時参考になると思います。



リノベーション物件の多くは、設備面を一新した所が多いのですが、特に注意をしなければならないのは、やはりキッチン。


多くのリノベーション賃貸のキッチンは、システムキッチンを導入していますが、食材などを切る「調理スペース」が、まな板一枚置いてしまうと、他のものがあまり置けないといったことはよくあります。調理スペースが狭いと、料理効率にも影響を与えてしまいますので、お部屋探しの際には、調理スペースがしっかりと確保されているかどうか、確認されたほうがベスト。


また一部のリノベーション賃貸には、対面キッチンが施工されていますが、ただ対面キッチンは4帖程のキッチンスペースを確保していますので、その結果ダイニング・リビング空間が狭くなってしまいます。LDK全体で10帖程度しかない物件は要注意です。



2.壁紙の色が強すぎる部屋は注意。


壁紙が強すぎる部屋は、入居後後悔してしまう可能性が高いです

リノベーション賃貸物件でよくありがちなのが

「オレンジ」「黄色」

等といった自己主張が強い壁紙を室内に使っている物件。


確かにおしゃれな壁紙が室内に用いてあることにより、室内空間がおしゃれになりますので、お部屋探しをされている方にとってはメリットと言えます。


ただ、問題なのは入居後。

入居する前は「おしゃれな部屋」だったのに、毎日同じ部屋で暮らすことでわかってくることとは、色が強すぎてしまい「落ち着かない部屋」になってしまうこと。


また多くの方は今まで使用していた家具をそのまま新居でも使用されるケースが多いと思いますが、壁紙の色が強すぎてしまうと、お手持ちの家具が部屋に合わないといったケースも起こりえますので、壁紙の色が強すぎる部屋に入居する際には、注意が必要です。



3.1981年以前に建てられた物件は、要確認


1981年以前に施工された賃貸物件は、耐震工事がされているかどうか確認する必要があります

1981年6月以前に建てられた物件は

「旧耐震基準」

で施工された物件。


旧耐震では震度5程度の地震に耐えられることが基準でしたが、新耐震(1981年6月以降)では、震度6~7程度の大きな地震でも「崩壊・倒壊」しないことが求められています。


旧耐震で施工された物件でも、しっかりと耐震工事をされた物件ならば、耐震性に問題はありません。ただ耐震改修工事を行った物件は正直少ないのが現実なので、もし1981年以前の物件に入居する場合には、耐震工事がしっかりとされているかどうか、確認する必要があります。



4.まとめ


家賃が新築物件と比べてリーズナブルなのに、新築並みの部屋になっている「リノベーション」賃貸は、これからの新生活を応援してくれるようなお部屋であると言っても過言ではありません。


リノベーション賃貸を探す時には、その部屋が自分達が理想としている部屋となっているかどうかを頭の中でシミュレーションをしながら決めないと、入居後後悔してしまう可能性が高くなります。


またリノベーション賃貸は、築年数がある程度経過していることから、入居中に「設備不良」が発生する確率が高くなります。その際すぐに対応してくれる物件でなければなりませんが、管理会社の中には対応が遅すぎる物件もありますので、見えない部分においても入居前に確認する必要があります。



今年最後のブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。


#リノベーション #部屋探し

最新記事

すべて表示
bottom of page