ファミリータイプ向けの賃貸物件を探されている方にとって、キッチン空間はとても大切ですよね?
キッチンの使い勝手はもちろんですが、機能性の部分においても、しっかりとしたキッチンが設置されていないと、入居後に「キッチンカウンターを追加」したり、また「食器専用の棚」も取り付けなければなりません。
近年施工されたファミリー向け賃貸物件においては、対面キッチンが標準となっていますが、ただ「キッチンスペースとして約4帖」確保されていることから、室内空間が間取り図以上に「狭く感じてしまう」ことがあり、更にはカウンター部分もそれほど広くはないので、本来のカウンターとしての使い方をすることが難しくなってしまいます。
甲府市大里町にあるグレイスロイヤルは、築年数が経過していることもあるので、2018年以降、空き部屋を順次リノベーションを行っていますが、リノベーションを機に「ナチュラルキッチン&カウンター設置」したことから、使い勝手が向上したのはもちろんのこと、デザイン性の部分においても、他社物件と比べようもない事から、ご入居者様から高い評価を頂いております。
目 次
1.おしゃれすぎるナチュラルキッチン
賃貸物件でリノベーションする際、キッチンは交換する場合が殆どですが、ただ交換するとなっても、今まで設置されていたキッチンと「同じ大きさ」のものを設置することから、新品を使えるという部分においてはメリットがあるものの、使い勝手の部分/デザイン性においては、果たしてどこまで利便性が向上しているか、懐疑的。
そこで当物件では、あえて今までのキッチンを「生かした」リノベーションを選択し、キッチン扉は無垢材に、またキッチンパネルは新しいものに交換することによって、今までの賃貸物件では「見たこともない」ような、おしゃれなキッチンが完成しました。
本物の無垢材を使用していることから、時間の経過と共に「飴色」に変色していくので、ナチュラルテイストが好きな方であれば、キッチンにいる時間が至福タイムに感じるはず。
ただキッチン本体は「そのまま活用」しているので、正直に言うと使い勝手の部分は、及第点に達することができません。そこで新たに、利便性向上のため「キッチンカウンター」を導入する必要性がありますが、当物件ではオリジナルのものを導入しています。
2.調理&収納スペースが拡充したカウンター
ファミリー向け賃貸物件に設置されているキッチンは、スペースの関係上、大き目のモノを設置することは難しいため、どの物件でも「おおむね同じぐらいのキッチン」が設置されていることが多いです。
近年施工された新築物件に設置されているキッチンの「調理スペース」は、昔のキッチンと比べると「広くなっている」ものの、ただまな板一枚置いてしまうと、スペース的には厳しくなってしまう可能性が高くなります。
そこで、当物件のリノベーションキッチンにおいては、リノベーションを機に「調理台を付けた可動式のキッチンカウンター」を導入しました。ステンレスをカウンターに設置することによって、「新たな調理スペース」を確保することができ、さらに「今までの調理スペースと比べると、2倍以上広くなった」ので、使い勝手が格段によくなりました。
またカウンター内部には、「引き出しタイプの収納」と「観音扉タイプの収納」を設けてありますので、キッチン本体の収納スペースと合わせることによって、二人暮らしをされる方であれば、食器棚は購入されなくても、十分すぎるぐらいのスペースとなっています。
3.IKEAのキッチンカウンター
昨年7月下旬に「1件退去が発生」したため、試験的に「IKEAのキッチンカウンター」を導入したところ、沢山の反響をいただき、募集していた部屋はすぐに決まってしまいました。
IKEAのキッチンカウンターも、当物件でも採用している「無垢材」をベースに製作していることから、既製品であったとしても「違和感」は一切感じられず、さらにカウンター部分も「超広い」ので、食材の下ごしらえをする時はもちろんのこと、人によっては「ダイニング」としての使い方も可能となるので、IKEAのキッチンカウンターさえあれば、一石二鳥と感じるお客様も多いはずです。
実際こちらのカウンターが設置されている部屋にご入居されているお客様に、使い勝手について聞いてみたところ「とても使いやすく、満足している」と回答されました。
もしかすると、今後リノベーションを行う際には、IKEAのキッチンカウンターを本格的に導入するかもしれません。
4.壁付けキッチンのメリット
お部屋探しをされているお客様にとっては、壁付けキッチンより対面キッチンの方が「使いやすい」と感じていますが、実は賃貸で生活をするならば、むしろ壁付けキッチンの方がメリットが大きくなります。
理由①:同じ間取りでも、広さが違ってくる
先程もお伝えさせてもらいましたが、対面キッチンを設置すると、キッチンだけで「約4帖分のスペース」を確保しなければならないので、例えば10帖LDKがあるとした場合、キッチンが対面だと、ダイニングとリビングとして使える広さは「6帖程度」となってしまうことから、使い勝手が悪くなってしまいます。
理由②:調理中のニオイが充満しやすい
リビングと対面する形で設置されている「対面キッチン」は、換気扇を使用していたとしても、調理中のニオイがリビング内に広がりやすくなり、壁紙などにニオイがつきやすくなる部分においては、デメリットと言えます。
理由③:通路幅が確定されている
対面キッチンのデメリットとしては、通路幅が確定的となっていることから、(人によって見解の差異はありますが)場合によっては、二人でキッチン内にいる時、すれ違いがきつくなる可能性が発生します。また、対面キッチンが設置されている物件では、「冷蔵庫置き場が指定」されていますが、大き目の冷蔵庫をお持ちの場合、冷蔵庫置き場に設置することが難しくなる可能性も、決してゼロではありませんので、大き目の冷蔵庫をお持ちの場合には、内見時に確認する必要が出てきます。
一方、壁付けキッチンであれば、上記の様なデメリットは殆どないため、入居後に困ることはありません。また壁付けキッチンであっても、カウンターをつけることで、十分代用することができることから、壁付けキッチン=使いにくいという構図は成立しません。
5.まとめ
いかがだったでしょうか?
山梨県甲府市にあるグレイスロイヤルでは、壁付けキッチンになっているものの、おしゃれなカウンターが標準となっていることから、「壁付けキッチン特有のデメリット」を解消することができるだけではなく、調理&収納スペースも充実していることから、むしろ当物件のキッチンの方が「使いやすさ」は良いはずです。
お部屋探しの際、参考になれば幸いです。
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