賃貸物件を探される時、出来ることであるならば「おしゃれで家賃がリーズナブル」な所がいいですよね?
ただ「おしゃれで家賃がリーズナブル」な物件って、本当にあり得るのか、イマイチ懐疑的に感じている方も、多くいると思います。
そこで今日のブログは、おしゃれで家賃が安い賃貸を探す時、どのような探し方をすればいいのか?また注意すべきポイントについて、お伝えさせていただきます。
目 次
1.おしゃれな賃貸=新築ではない
おしゃれな賃貸と聞くと、まず先に思い浮かぶワードというと、やはり「新築/築5年未満の物件」というイメージが強くなってしまいますよね?
確かに、築年数が5年未満の物件は「最新設備」が取り入れていて、見た目から「おしゃれな部屋」であることは間違いありません。
ただ新築物件といっても、設備以外の部分(特に内装)に関しては、一般的なもの(量産型クロス)を使用していますので、全てにおいて「すごい」というわけではありません。
さらに、新築物件や築浅物件は、需要が大きいので「家賃や初期費用が高額」になっていることから、予算的に厳しい方にとっては「高嶺の花」になってしまいます。
ただ、近年では「賃貸物件の空室化」が社会問題化になっていることから、築年数が20年以上経過している物件を中心に、室内の設備や内装を一新させる「リノベーション」を行う所が急増しています。
2.リノベーション物件がおススメ
おしゃれな部屋に住みたいけれど、家賃はどうしても抑えたいと考えている方は、リノベーション物件がおススメです。
リノベーション物件とは、築年数が20年以上経過したお部屋の「内装」「設備」を交換/または間取り変更をした上で貸し出している部屋のことを指します。
築年数が古いのは致し方がありませんが、室内空間が一新された部屋は「ここが古い物件なの?」と思わず叫びたくなるぐらい、おしゃれな部屋に生まれ変わっているので、大抵の方は「びっくり」されます。
ビックリするのは、室内空間だけではなく、家賃等の部分も。
新築物件は、資産価値がエリア内において一番高いことから、「高額設定」になっています。一方リノベーション物件は、新築物件並みの室内になっているのに、家賃に関しては、新築と比べて数万円安くなっていることから、新築や築浅物件に入居予定の方が、リノベーション物件に入居する事によって、必然的に「貯蓄」をすることが可能となります。
3.賃貸サイト上におけるリノベーション物件とは?
賃貸物件を探される時、大手賃貸サイトを活用される方も、多いと思います。
近年では、リノベーションを行う物件が多くなってきたため、大手賃貸サイト上における「リノベーションページ」に掲載されるところも多くなってきました。
ただし、賃貸サイト上において「リノベーション物件」を検索する際に、注意しておかなければならない点があります。それは、リノベーションは「法的な定義づけ」がありませんので、賃貸サイト上に掲載されているリノベーション物件は、大手賃貸サイト各社における「独自のリノベーション定義に合致」したお部屋だけが掲載されています。
つまり、全てのリノベーション物件が「掲載されている」とは言えませんので、その点は注意が必要です。
4.見学時に確認すべき部分とは?
リノベーション物件は、築年数は経過しているものの、家賃がリーズナブルになっているので、とってもオトクという印象が強いのですが、ただ築年数は「ある程度経過」しているので、新築物件と比べると「やはり劣る部分」がでてきます。
お部屋見学時にその点に関しては、しっかりと確認しておかないと、入居後に後悔してしまう可能性が出てしまいますが、どのような点を確認したらいいのでしょうか?
①礼金設定がある
礼金に関しては、今の時代には「合わない慣習」となっています。
元々礼金は、賃貸物件数が今と比べて「圧倒的に少なかった」時代において、入居許可を出してもらったオーナーさんに対して、感謝の気持ちを表すために発生した「謝礼金」。
礼金は敷金とは異なり「退去時に返金」されないものであることから、礼金設定がされていると、その分初期費用が高くなってしまいます。
②浴室は要チェック
リノベーション物件といっても、家賃設定がどのくらいになっているのかによって、改修した個所が異なってきます。特に確認してもらい点が「浴室」。
リノベーション物件と謳っている所において、浴室部分が「まったく手掛けていない」所も正直に言うと「あり得る」話で、仮に予算的に難しい場合であったとしても、シャワー水栓や鏡などは「比較的低予算で交換」できるため、良心的な物件では交換しているはずですが、中には「全く対応していない」所もあります。
③入居後のアフター対応が徹底していない
これはどの物件にも言えることですが、賃貸設備(例えば換気扇)は「消耗品」であるため、ある程度の年数が経過してしまうと「経年劣化」が発生し、設備不良を起こしてしまうことがあります。
この場合、オーナーさん負担で交換することになりますが、ただ残念ですが「ごく一部」の物件では、ご入居者様から「設備不良連絡」があっても、真摯に対応していない所があります。どの物件に該当するかについて、正直わかりませんが、ただ一つの目安としては「リノベーション物件なのに、家賃があまりにも安すぎる」ところは、要注意です。
5.まとめ
リノベーション物件は、築年数だけが気になるものの、室内空間は「とてもおしゃれ」になっているので、おしゃれな部屋に住みたいけれど、家賃も抑えたいと考えている方にとっては、理想的な部屋と言っても過言ではありません。
ただ、大手賃貸サイト上において、リノベーション物件を探そうとしても、賃貸サイト上のリノベーション定義に合致していないと、ページ掲載してもらえないので、もし本格的にリノベーション物件を探される場合には、SNSなどの情報なども併せて確認されたほうがいいと思います。
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