賃貸物件では退去する際、入居時と同じ状態に戻さなくてはなりません。もし戻すことができない場合は原状回復義務が入居者様/オーナーさんどちらにあるか退去立ち合い時確認することになります。
入居中に部屋の壁紙が浮いてくることがあります。壁紙が浮いてくると原状回復は誰の負担になるかつ不安になってしまうものです。
そこで本投稿はアパートの壁紙が浮いてきた場合、原状回復は誰の責任になるのかについてお伝えいたします。
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▼目 次
【本記事でお伝えする結論】
1.壁紙が浮いてくる理由
本題に入る前に壁紙が浮いてしまう理由についてお伝えします。一般的に壁紙が浮いてくることは考えにくいと思われがちですが…
室内の乾燥や湿気などにより壁紙が伸縮を繰返し劣化する
壁紙に塗布する「のり」が劣化
すると壁紙が浮いてくることがあります。特に湿気/乾燥が発生しやすい夏や冬は壁紙が浮きやすいと言われています。
2.アパートの壁紙が浮いてきた場合、原状回復は誰の責任?
それでは入居中に部屋の壁紙が浮いてきた場合、原状回復は誰の責任になるのでしょうか?
部屋の状況を見ない限り断定できませんが、一般論としては壁紙が浮いてくる最大の原因は「壁紙及び糊の経年劣化」による可能性が高いため、入居者様過失は問われずオーナーさんが費用を負担することになります。
壁紙に浮き症状が出ると壁紙のつなぎ目部分もくっきりとわかってしまうことがありますが、これも経年劣化によるものの可能性が高いため、同じくオーナーさん負担となります。
賃貸物件の洗面脱衣所には換気扇や窓が設置されていないため、一年を通じて湿気がこもりやすくなります。そのため壁紙の浮き症状は出やすくなってしまいますが、通常使用の範囲内であれば、入居者様過失は問われることはありません。
3.入居者様責任になる可能性は?
経年劣化による壁紙の浮きが発生しても入居者様負担にはなりませんが、ただ以下に該当する場合は善管注意義務違反で入居者様負担になる可能性があります。
壁紙張替えを行い2年で壁紙が浮いてきた場合
入居前に壁紙張替えを行ったのにわずか2年で浮きが発生した場合、経年劣化が原因であるとは考えにくく入居中の室内の使い方に問題がある可能性が高くなってしまいます。
換気不十分の状態で室内干しを繰返していた場合
換気不十分の状態で室内干しを繰返してしまうと、壁紙が浮いてきたりカビが発生することがありますがこのような使い方をされていた場合善管注意義務違反になる可能性が高く、入居者様に原状回復費用を支払っていただくことがあります。
4.まとめ
今回はアパートの壁紙が浮いてきた場合、原状回復は誰の責任になるのかについてお伝えしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認しましょう。
6年以上入居すると壁紙の残存価値が1円になるため、仮に入居者様過失により壁紙が浮いてきたとしても原状回復費用を請求されることは少ないはずです。
ただし過失を放置したことで損害が広がってしまった場合は入居期間関わらず、入居者様責任となるため注意が必要です。
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