新生活を新しい賃貸物件で始められた方も多いと思いますが、賃貸物件に入居中に、設備トラブルなどが起きた時、どこに連絡すればいいのかわからなくなってしまいますよね。
そこで今日のブログは、入居後に賃貸物件全般に関する「相談」についてお伝えしていきたいと思います。
１．全ての窓口は管理会社
賃貸物件に関するあらゆる相談をしたい時、その物件がどのような管理をされているかによって、連絡先が違ってきます。
入居先の物件が「管理会社」が管理している場合には、全て（入居中の設備、人間トラブル、退去連絡）管理会社が窓口になっているので、管理会社まで直接ご連絡ください。
もし、管理者がオーナーさんの場合（自主管理物件と言います）は、オーナーさんが対応しますので、直接オーナーさんに連絡をして下さい。
管理会社は、基本的に土休日及び年末年始は営業していないので、もし管理会社の営業時間外で発生した設備トラブルなどの連絡は、24時間管理している場合には、コールセンターまで直接連絡して頂くと、担当者が直接現場に駆けつけて対応してくれます。
自主管理物件においては、オーナーさんが窓口になっているので、そちらに連絡して下さい。
２．管理会社に相談してほしいケース
管理会社では、ご入居者様がご入居期間中に「快適」「安心」して生活して頂けるように、様々な対応をとっていますが、もしトラブルなどが起きてしまった場合、入居者様がご自身で対応してしまうと、逆に良くない方向性に行ってしまうことがあります。
管理会社に寄せられる相談で、よくあるこまった事例をここで紹介したいと思います。
①入居者様の一人が勝手に物件を仕切っている
これは、物件に一番長くご入居されている一部の方によくあることですが、入居履歴が長いということで、自分がこの物件のことをよく知っている管理者みたいな態度をとる方がいて、入居履歴が浅い方に対して「この物件ではこういうやり方だ」といった指導をされる方がいます。
このようなことは、管理会社やオーナーさんは一切認めてはいませんし、物件はあくまでもご入居者様皆さんのものであり、一部の方のものではありません。
もしこのような言動を繰り返すような方がいましたら、すぐに管理会社までご相談ください。適切に対応します。
②騒音トラブル
賃貸物件において、一番多いクレームが「生活音」が原因と思われる騒音。
音に関しては、人によって音の認識が異なるので、仮に騒音として認定されるレベルに達していなくても、その人が音が気になると言えば、簡単に騒音として捉えて、クレームになってしまいがちになります。
騒音トラブルは、築年数一切関係なく発生するので、正直な所難しい問題ではありますが、ただ音をできる限り出さない認識で生活されていると、騒音トラブルには発展しにくくなります。
ただ一部のお客様は「音がうるさい」ということで、音を出しているであろう方のお部屋に直接言ってクレームを言われる方がいます。
ただこれをしてしまうと、騒音トラブルが解決するどころか、かえってさらに悪化してしまいます。もし騒音がうるさい／クレームを言われた場合は、すぐに管理会社に相談して下さい。
③自分達が契約している駐車場に勝手に車を停めた
賃貸物件の敷地内にある駐車場は、当然ながらご入居者様専用の駐車場であり、原則として来客用駐車場は完備していないところは殆どです。
一部の管理会社においては、空き駐車場を一時的に貸し出す（ただし有料）こともしていますが、残念なことではありますが、モラルが守れない方（もちろん外部の人）は、契約されている駐車場に勝手に車を置く方もいます。
この時注意しなければならないのは、たとえ第三者の車であったとしても、勝手にその車を移動させたり制裁を加えることはできず、もしそのような行為をしたら「民法上の自力救済禁止」に違反となり、逆に訴えられてしまう可能性があります。
もし見知らぬ車が勝手に止まっていた場合、すぐに管理会社に連絡して下さい。
管理会社では、契約されている車の車種などを登録しているので、まずその車が契約者であるかどうかを確認し、もし契約外の車の場合には、警察に連絡して所有者を特定してもらい、速やかに移動してもらえるようにお願いをします。
３．まとめ
賃貸物件に置けて問題が発生した時、肝心なのは問題を長期化にしない事。
長期化になってしまうと、最初は許すつもりだったのが、時間の経過と共に「許せなく」なってしまい、そのことがきっかけで退去しようということになると、誰も得するようなことにはなりません。
もし入居中何かあった場合には、些細なことでも結構ですのですぐに管理会社までご相談ください。
今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。
＃管理会社 ＃クレーム ＃賃貸