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賃貸入居者8割が不満を持っている賃貸の機能性とは?


こんにちは!

数年前のデーターではありますが、賃貸アパートに入居されている方の約8割は、賃貸の機能性の部分に不満を持っていることが、株式会社LIXIL住宅研究所の調べで分かりました。


賃貸に入居している約8割は、機能性の部分において不満を口にしている

賃貸物件は一つの棟に複数のお部屋があり、お隣の部屋が隣接していることから、生活音などといったクレームが多いのは、もはや致し方がないことではありますが、アンケート調査によると、生活音に対しての不満のほかにも、機能性の部分において不満を口にされている方は多く、不満点が中々解消できないと思った方の約35%は「引越し」を検討しているとのことです。


そこで、今日のブログはどうして賃貸に入居されている方が「機能性」の部分において不満を口にしているのか?またグレイスロイヤル独自の取り組みについてお話ししたいと思います。


なお、機能性の不満点に「生活音」がありますが、生活音を遮音をすることは事実上不可能になりますので、生活音に関しては割愛をさせていただきます



INDEX

1)賃貸物件・機能性の不満点について

2)放置をしておくと

3)漆喰が賃貸の不満点を解消してくれる

4)漆喰と空気清浄機

5)まとめ



1)賃貸物件・機能性の不満点について

賃貸物件・機能性の不満点とは?

今回のアンケート調査に協力した人は、賃貸アパート・マンション、公営住宅に入居している既婚女性750人。


どんなところに"不満点"を感じているかどうかについては…

●上階の足音や声が響く

●断熱効果が弱く、夏暑く、冬寒い

●風通しが悪く、湿気がこもり、カビが生えやすい

●壁が薄いため、隣人や外の音がうるさく、室内の音も外に漏れる

(不満点を多い順に記載)


賃貸物件はもともと建築コストを抑えて建てる傾向があるので、どうしても機能性の部分にしわ寄せがきてしまいます。最近では生活の不満点にできる限り対応した賃貸物件が建てられていますが、それでも機能性の部分においては及第点が付く物件は、正直少ないのが現状。



2)放置をしておくと

生活音を除く「湿気」「断熱性」の部分を放置しておくと、どうなるか?


湿気の部分については、賃貸物件において一番湿気が出やすい所は、やはり水回りの部分。

特に洗面脱衣所・浴室の所に「窓」が設置されていない物件が多く、また浴室換気扇を24時間つけっぱなしにしていないお部屋の方が多いので、浴室~洗面脱衣所には多くの湿気がこもりやすくなり、結果的にはカビが生えやすくなります。


カビをそのまま放置しておくと、どうなるか?

カビは空気中を浮遊してしまうので、もしカビ菌を吸い込んでしまったら「喘息」「アレルギー症状」を引き起こしてしまう原因にもなってしまいます。特に免疫力が弱い小さなお子さんがいる家庭は要注意ですね。


また断熱性が弱くなることで、快適な生活をすることができなくなってしまうということは、必然的に「冷暖房費」のコストが上がってしまうことに。多くのご家庭では一年中エアコンを使用する方も多いと思いますが、断熱性能が弱くなった部屋では、どうしてもエアコンの設定温度を夏は低く、冬は高くしなければ快適に過ごすことができません。このような状態が続けば確実に家計を圧迫させる原因になりますので、できることならば省エネ設定温度位で快適に過ごすことができれば、コストも圧縮できますよね!




3)漆喰が賃貸の不満点を解消してくれる

グレイスロイヤルは1993年に施工された2LDK賃貸物件。

今年で27年目を迎える物件ですので、賃貸業界においては「築古物件」扱い。


築年数が経過した古い物件のイメージと聞くと、正直言ってあまりいいイメージではありません。


建物の外壁は薄くボロボロ…、しつないはやっぱり昔の設備をそのまま使用している


おそらくこのようなイメージしか思い浮かばないといった感じだと思いますが、当物件は一昨年に全棟・外壁塗装を施しましたので、外観は新築とほとんど同じと言っても過言ではないほどきれいになっています。また室内の部屋に関しても2018年より、空き部屋を順次リノベーションを行っていますので、築年数が古い物件には思えないほど、おしゃれな部屋になっています。


そして、昨年度より新たなチャレンジとして、殆どの賃貸物件のリノベーション・リフォームでは古くなった壁紙は、新しいものに張り替えるのが一般的ですが、当物件の上級グレードのお部屋のみ、LDK・和室・洋室の全ての壁を、自然素材の漆喰を塗っています。



漆喰は通常の壁紙の施工とは異なり、専用の職人さんに塗ってもらわなければならないので、時間と費用が壁紙の2倍以上かかることから、賃貸物件のリノベーションなどではまず行いませんが、当物件ではお客様により快適に過ごしていただきたいと思い、赤字覚悟で漆喰を施工しています。




漆喰を施工することにより

今までの悩みの一つであった「賃貸の機能性」の部分が全てとは言えないもの、ある程度は改善することが期待できます。


①湿度について

賃貸の洗面脱衣所には、窓や換気扇といった設備は一切なく、壁紙を一般的なものを使用しています。

例えば入浴後浴室のドアを開けっ放しにした状態にすると、湿気が一気に洗面脱衣所内にこもってしまいます。当然ながら壁紙は機能性を有したものを貼っているわけでもないので、壁紙に湿気が付くことにより、カビにとっては好都合となってしまいます。



しかし、グレイスロイヤルの上級グレードの洗面脱衣所には、調湿効果が期待できる機能性壁紙を施工しています。この壁紙は一般的な壁紙とは異なり、余分な湿度を壁紙が吸収/逆に湿度が足りない場合には、壁紙から湿気を放出するので、湿気対策としてはものすごく有効的となります。また洗面脱衣所の隣は玄関エントランスとなりますが、玄関エントランスの一部分(L字)にも漆喰が施工してあります。


浴室ドアを閉めっぱなし(24時間換気)にしておくことで

脱衣所内の機能性壁紙+玄関エントランスの漆喰のダブルパワーで、脱衣所内の湿気対策は万全であると考えています。

 

注意:

洗面脱衣所内の湿気対策の基本は、浴室内の換気を24時間行うことが原則。

入浴後浴室ドアを開けっ放しにすると、たとえ調湿効果が期待できる壁紙を貼っていたとしても、限界がありますので注意が必要です。

 

②断熱性について

漆喰には「遠赤外線効果」が期待できるのですが、皆さんはご存知でしたか?

漆喰の表面は結晶化しているので、エアコンや暖房器具から出る風を、漆喰が反射することで室内を快適にしてくれます。


少ない冷暖房で効率よくお部屋を快適にしてくれることから、冷暖房費の節約も期待することができ、また室内において「夏は多湿・冬は乾燥」状態が続きますが、漆喰を施工することにより、夏場は湿度を吸収して快適にし、逆に冬は室内の乾燥状態を防いでくれることから、風邪やインフルエンザ予防としても有効的ですよね!



4)漆喰と空気清浄機


賃貸物件の生活音以外での不満点(湿度・断熱性)を改善するアイテムの一つとして、自然素材の漆喰の説明をしましたが、湿度に関しては空気清浄機を使用すれば、室内の除湿・加湿をすることができます。


しかし、断熱性の部分については、空気清浄機は対応することはもちろんできず、もし居住エリア(洋室・和室)すべてに空気清浄機を購入するとなると、最低でも3台は購入しないといけませんので、数十万円ぐらいはかかってしまいます。


一方、グレイスロイヤルのお部屋で漆喰を使っている部屋ならば、空気清浄機を使用しなくても、除湿・加湿・消臭・抗菌(ウイルスや細菌の増殖を抑制)効果などが期待でき、また漆喰の効果は「半永久的」なので、一年中快適に過ごすことができる点では、ものすごくお得です。



5)まとめ

最近の賃貸物件の傾向は、新築でもリノベーションをした築年数が経過した物件でも言えることですが、集客を目的とした「おしゃれな部屋」を作ることに精一杯になっていて、入居後の居住性の部分に関しては、ほとんど対応してはいません。

(ポータルサイトや管理会社のHPを見てもらえれば、居住性に関する説明は殆どないですよね)


一方、グレイスロイヤルでは入居後


*おしゃれなカフェのような部屋に住む=お友達などから高い評価をもらえる

*漆喰を使った部屋=居住性・機能性が向上=住みやすい部屋


となりますので、築年数が古い物件でありながら機能性の部分はものすごく向上すると考えています。


甲府市内でお部屋探しをされている方は、ぜひ一度物件見学に来てみませんか?



今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。



#リノベーション #機能性 #居住性 #漆喰

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