賃貸探しをする時、どうしても毎月の生活費が気になってしまい、家賃が安めの物件に注目しがちになる方も多いと思います。
家賃が安くなれば、浮いた費用を食費や趣味に充てることができますが、ただ家賃が安めの物件は「ワケ」があって安いことをご存知でない方が多いと思います。
家賃が安い物件を選んでしまったことで、快適な暮らしができないばかりではなく、ランニングコストが急上昇してしまうなど、実は意外に出費がかかる場合がありますので、家賃だけで物件を判断してしまうのは、大変危険です。
目 次
1.入居者トラブルに巻き込まれる可能性が高くなる
2.設備が古いものを使用しているので、ランニングコストがかかってしまう
3.設備不良が発生しても、なかなか修理をしてもらえないカモ?
4.まとめ
1.入居者トラブルに巻き込まれる可能性が高くなる
家賃が安い物件は、入居者の質が低下していると言われていますが、これは事実。
管理会社からの報告によると、入居者トラブルが発生している物件は、主に家賃が相場より安いような物件が多いとの事。
家賃が安い物件に入居したのが、かえって仇となってしまうこともあり得ますので、もし安い物件を探す場合には「敷地内のごみ置き場が清潔かどうか?」「共用用かなどが清潔かどうか?」この2点をしっかり確認されることをおススメします。
敷地内がごみで溢れ飼っているような物件は、入居者の質がおそらく悪い物件であることを示唆していますので、この様な物件を見かけた場合には、入居するのを見合わせた方がいいと思われます。
2.設備が古いものを使用しているので、ランニングコストがかかってしまう
家賃が安い物件は、設備は基本的に古い設備をそのまま使用しているケースが多いので、最新のものと比べると、消費電力に大きな差が発生しているので、電気料金が高くなってしまう可能性があります。(特に注意が必要なのがエアコン)
また賃貸物件のガスは、プロパンガスを設置している物件が多いと思いますが、実はプロパンガスは自由価格になっていることから、場合によってはガス料金が高いままの状態が続いていることもあり得ます。
3.設備不良が発生しても、なかなか対応をしてもらえないカモ?
家賃が安い物件に共通していることは、修繕に対してあまり積極的ではないところ。
例えば、換気扇を使用していていて、異常音が聞こえた場合(劣化している事を知らせるサインのひとつ)でも、換気扇丸ごと交換をするのではなく、換気扇を修理するのが当たり前。たとえ修理をしても、換気扇そのものが寿命となっていることから、近い未来必ずまた不具合を起こすことは明白。しかし、お金をあまりかけたくはないと考えているオーナーさんが多いので、しわ寄せがお客様に来てしまいます。
4.まとめ
家賃が安い物件は、家賃部分だけを考えればオトクに感じる場合がありますが、ただ設備面や居住面においては、正直オトクというより損をしてしまう可能性が高いです。
もし事情により家賃が安い物件に入居しなければならない時には、仲介担当者に「退去リフォームがしっかりとしている物件」「クレーム発生件数が少ない物件」を事前に話してもらうと、希望物件を探してもらうことができますので、賃貸系のポータルサイトだけの情報をうのみにしないよう、気を付けてください。
今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。
#家賃 #居住性
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