賃貸入居審査後のキャンセルは可能なの?


賃貸物件を借りる時には、仲介会社において「賃貸借契約」を結ぶことになります。


ただ事情によって、急にキャンセルしなければならない事態になったとき、どのタイミングならばセーフなのか、理解されていない方も多いのではないでしょうか?


今日のブログは、賃貸入居審査が完了した後で、キャンセルを申し出た場合、キャンセルが可能かどうかについて、お伝えしていきたいと思います。


 

目 次

1.賃貸借契約の流れについて

2.入居審査完了後のキャンセルは可能

3.トラブルになる事例とは?

4.まとめ

 

1.賃貸借契約の流れについて

賃貸借契約の流れについて

賃貸借契約の流れについてですが、まず入居先の部屋が見つかった場合には、お部屋を仲介してくれた仲介会社において「入居申込書」に必要事項を記入することになり、申し込みが終わると、担当者はすぐに入居審査を行います。


現在では入居時に「家賃保証会社に加入」することを、義務つけている物件が多いことから、家賃保証会社及び管理会社両方の審査にパスしなければ、入居が認められません。


入居審査が完了すると、契約手続きに入り、お客様には「契約書に必要な公的書類」を準備して頂く事になります。初期費用に関しては、契約前に全額支払うことを求められているので、初期費用送金が完了後、賃貸借契約書の作成・説明・署名捺印を経て、契約となります。賃貸借契約が完了するまでは、概ね2週間ぐらいはかかります。



2.入居審査完了後のキャンセルは可能

入居審査完了後のキャンセルは可能

当初は契約するつもりだったのが、都合によって「どうしてもキャンセル」しなければならない場合「賃貸借契約書に署名捺印」をする前ならば、キャンセルは受け付けています。


仮に、初期費用を送金済みだったとしても、契約前のキャンセルに関しては、全額返金されますが、契約解除になってしまうと、仲介会社及びオーナーさんに迷惑をかけてしまうことになるので、万が一キャンセルになった場合には「キャンセルしなければならない理由」を、必ず担当者に連絡して下さい。


なお、賃貸借契約が成立(署名捺印完了後)に関しては、どのような理由があったとしても、契約自体が成立しているので、キャンセルすることはできません

もしキャンセルしたい場合には、解約手続きをしなければならず、契約書の特約などで「室内クリーニング費用の支払い」「違約金支払い」が記載されてあった場合には、必ず支払わないといけなくなるので、注意が必要です。



3.トラブルになる事例とは?

設備を導入したら契約すると言って後日キャンセルした場合、状況次第では訴えられる可能性があります

賃貸借契約が成立する前ならば、お部屋キャンセルは可能となりますが、ただ仲介会社及びオーナーさん的には、契約に向けて準備してきたものが全て「ムダ」になってしまうので、もしキャンセルしなければならない時には、一刻も早く仲介会社までご連絡下さい。


これは実際に合った事例なのですが、とある物件において、お部屋探しをされていたお客様が「入居交渉」で、「エアコンを1台新設してくれるならば、入居する」とのことでしたので、管理会社側は「オーナーさんに許可」をもらって、エアコン新設することをお客様に伝え、一旦は入居手続きをして頂きましたが、入居審査を経て「契約手続き」に入った時、急に「入居はキャンセルしたい」と申し出がありました。


オーナーさん的には「エアコンを1台購入して入居を待っていたのに、どうしてくれるんだ!」と怒り心頭になってしまい、管理担当者に相談したところ「法的にはグレー部分で、白黒つけるには裁判をするしかない」とアドバイスされたそうです。


お部屋探しをされている方の中には、入居交渉を行う方もいると思います。

「設備導入するなら、入居する」等と言ってしまい、その後キャンセルしてしまうと、管理会社やオーナーさんによっては、訴えられてしまう可能性も出てくるので、もしこのような交渉をする場合には、原則としてキャンセルは絶対にしないで下さい。



4.まとめ

賃貸契約は、契約書にサインをする前ならば、いつでもキャンセルは可能となりますが、ただ契約手続きが終盤を迎えている中で、急にキャンセルされてしまうと、様々な人に迷惑をかけてしまいます。


キャンセルをする場合には、必ずその理由を担当者に伝えてください。なお、あまりにも不誠実な対応をしてしまうと、場合によっては「仲介会社的に入居お断り=ブラックリスト行き」になってしまうので、キャンセルする時には、正直にその理由をお伝えください。



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