退去費用を抑えるコツとは?


毎年1月~3月の時期は、新年度の準備のため、多くの方が賃貸物件に入居されますが、中には、就職や転勤のため「今住んでいる賃貸物件を退去」しなければならない方もいます。


そこで気になってしまうのが、退去時に発生してしまう退去費用。

国民生活センターの調べによると、退去時におけるトラブル件数は、毎年右肩上がりになっているので、場合によっては今回このブログをご覧になっている方も、トラブルに巻き込まれてしまう可能性が高くなります。


ただ、退去費用は「入居中のお部屋の使いから次第」で、抑えることは十分可能なのですが、退去費用が多くなる方の理由としては「正直お部屋の使い方に問題」があるケースが殆ど。


それでは、退去費用を抑えるためには、普段からどのような生活を行えばいいのでしょうか?

 

目 次

1.普段から掃除を行うこと

2.室内でタバコを吸わない

3.窓に結露が発生した時には、すぐにふき取る

4.画鋲以上の穴をあけない

5.残置物を残さない

6.まとめ

 

1.普段から掃除を行うこと

普段から掃除を行うこと

退去費用を抑えるコツとしては

普段からしっかりと掃除

を行うことがとても重要です。


特に注意が必要な個所は「換気扇」「浴室~洗面脱衣所」です。


換気扇に関しては、油汚れが付着しやすい箇所となっているので、出来ることであるならば、掃除はしたくないところ。ただ換気扇を全く掃除しないままでいると、通常の掃除では除去することが非常に難しくなり、退去時に行われる「室内クリーニング」において、通常の掃除では汚れが取れない可能性が出てきます。


万が一このような状況になっていると、追加料金が発生してしまい、退去費用が加算してしまうことから、年に最低でも1回ぐらいは「掃除」をされることをおススメします。またキッチンは、油汚れが付着しやすい箇所であるため、使用後は「拭き掃除」をまめにすることによって、汚れの跡がつきにくくなります。


浴室~洗面脱衣所に関して、多くの方が「誤解」を受けたまま使用しているのですが、お風呂から出た後「換気扇をつけっぱなしにして、浴室ドアを閉めた状態」にしないと、浴室内の湿気が、洗面脱衣所内に広がってしまい、これを毎日のように繰り返していると、壁紙が湿気を吸収しやすくなるので、カビが生えてしまう原因になってしまいます。


また、入浴後「換気扇をつけっぱなしにしないままで、浴室ドアを閉めっぱなしにすると、こちらも湿気の逃げ場がなくなってしまうことから、コーキングと呼ばれる「ゴムパッキン」にカビがつきやすくなってしまいます。


浴室及び洗面脱衣所に関しては、性質上どうしてもカビが生えやすくなってしまうものの、ただカビが生えてしまったことに対して、放置したままで退去立ち合いに臨んでしまうと、善管注意義務違反となる可能性が高く、原状回復費用を請求されてしまうことが予想されます。



2.室内でタバコを吸わない

室内でタバコを吸わない

近年では、タバコを吸う場所が限られてしまい、愛煙家の方にとっては、肩身が狭い世の中になってしまいました。せめて自宅は、気兼ねなく一服したいと思っている方が多いと思いますが、ただし賃貸において、タバコを吸う場合は「注意しないと退去時費用が発生」する可能性が出てきます。


室内において「換気不十分」のまま、喫煙してしまうと、壁紙がタバコの煙を「吸ってしまう」ので、この様な行為を繰り返していると、状況によっては「完全に壁紙がタバコのニオイしかしない」「壁紙が黄ばんでしまう」可能性が高くなります。


タバコのニオイが取れなくなった場合、退去後にクリーニングを行ったとしても「ニオイを除去することは不可能」であり「経年劣化として捉える」ことができなくなってしまうことから、もしこのような状態になってしまった時には、原状回復費用=壁紙交換費用は、借主負担となってしまいます。



3.窓に結露が発生した時には、すぐにふき取る

窓に結露が発生した時には、すぐにふき取る

毎年のことではありますが、冬の季節になると「窓に結露が発生」してしまっていることは、よくあることです。どうして結露が発生するのかというと、室内の空気中に含まれている水分が、外気との温度差のある窓ガラスなどで冷やされて、水そのもの(水滴や固体)に変わるからです。


結露が発生した場合には、すぐに換気を行った上で「ふき取る」ことがとても重要です。


どうしてすぐに対応したほうがいいのかというと、結露を放置したままでいると、近くにある壁にカビが付着してしまう恐れがあり、対応が遅れてしまうと「カビを除去すること」が難しくなってしまいます。


もしカビの除去ができなくなってしまった場合には、善管注意義務違反になってしまい、借主負担で原状回復をしなければならなくなります。



4.画鋲以上の穴をあけない

画鋲以上の穴をあけない

賃貸物件において、室内にカレンダーやポスターなどを掲示される方はいると思いますが、通常使用として認められる場合、どのようなもので掲示すればいいのか、わかりにくいですよね。


一般的に「画鋲程度の大きさ」であれば、通常使用の範疇として認められるので、画鋲を使用された場合には、退去時における原状回復は、貸主であるオーナーさんが対応しますが、ただ画鋲以上の大きさ(釘穴、ネジ穴など)になってくると、補修すること自体が不可能となってしまうため、壁紙を全て張替えを行わなければなりませんが、実は画鋲以上の大きさをあけてしまった時は、原状回復費用は借主負担となってしまいますので、要注意となります。


さらに、たとえ画鋲であったとしても「通常使用としては考えにくい無数の穴」をあけてしまった場合/また管理会社が「画鋲の使用はNG」としている物件では、たとえ画鋲であったとしても、原状回復費用が借主負担となってしまう可能性が出てきます。

(詳細に関しては、仲介会社までご相談ください)



5.残置物を残さない

1LDK以上の賃貸物件の場合、LDKにはエアコンが備え付けられている可能性がありますが、洋室に関しては「エアコン設置がされていない」可能性が十分にあり得ます。


そこで入居者様は「オーナーさんにお願いして、自費対応するからエアコンを取付けさせてほしい」とお願いし、オーナーさんがOKを出せば、退去時にエアコン設置跡が残っていたとしても、通常使用の範疇という考えとなるため、この部分における原状回復費用は発生しません。


ただ問題なのは、退去時において「自費で取り付けたエアコンを置いていきたい」と申し出る方がいます。自費で取り付けたエアコンに関しては、退去される日までに撤去しなければなりません。オーナーさんが残置物扱いにしてくれる場合には、そのままの状態でもOKなのですが、オーナーさんが「撤去してほしい」という考えならば、撤去しないと原状回復を借主に請求することになります。



6.まとめ

退去費用を抑えるコツは、ズバリ入居期間中における「生活態度」が全てと言っても過言ではありません。


管理会社担当者の話によると、最近のお客様は「室内を丁寧に使用」していることから、退去時における精算が、高額になることは「まずいない」とのこと。


退去時においては、室内クリーニング費用が「特約」として入っているため、この費用は必然的に発生してしまいますが、これ以外に関しては「借主原因による原状回復費用のみ」となりますので、この部分を抑えることができれば、退去費用が二桁に行くことはまずありえないと言っても過言ではありません。


さらに、一般的に6年以上ご入居されると「減価償却が限りなくゼロとなってしまう」ことから、借主原因による汚損があっても、故意でなければ「減価償却で判断」されることから、さらに退去費用を抑えることが可能となります。


#賃貸

#退去費用


閲覧数:78回0件のコメント